SIMロック解除の具体策について総務省は「携帯各社の自主的な取り組みに任せる」(総合通信基盤局事業政策課)とし、法制化によるSIMロック解除の強 制は当面、見送った。
ということなので、あくまでも各キャリアの判断でSIMロックしようが外そうが勝手でしょ、ってことらしい。当然ながらドコモのiModeネット、禿電の何とか、みたいなキャリア依存サービスについては、SIMロック外して他社向けの端末を流用しても使えない、ということになる。では誰がSIMフリーで喜ぶか...なんだけど、一番喜ぶのはユーザよりもスマホ系端末のメーカーということになるのではないだろうか。端末自体のウリはキャリア依存サービスではなく、純粋にインターネットがフルに活用できる電話であることだから、キャリアによる差異といったものはあまり重要ではないのかもしれない。変にキャリアを固定し、縛る仕組みを用意しなくて済むことや、特定のキャリア以外のユーザが顧客になることを考えると純粋に需要が見込めるようになる、ということだろう。
そして...、Appleもその端末メーカーの中の一つということになるのかな。来年4月以降は堂々と禿回線を前提としない販売が可能になる(禿との契約はどうか知らない)ということだと少し嬉しい。
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