巷で「よく出来ている」と評判の『方言チャート』なるものをお試し。
▼ 出身地鑑定!! 方言チャート100 ~日本を100に分けちゃいましたバージョン~
他にも、『出身地鑑定!! 方言チャート47 ~都道府県バージョン~』なるものがあるのだが設問自体が前者の方が少し細かくなってる程度で、自分の場合はほとんど変わらない結果となったのでありました。
たぶん、最後の「〜べ」という例のSMAPの中居君でお馴染みなアレが決め手で神奈川ということになってると思うんだけど、この「〜べ」って実は神奈川の中でも極一部しか使われていないというのは案外知られていないんですよねぇ。
もともと、というか今でもなんだけど、「〜べ」って漁民ことばなのであります。だから腰越辺りから海岸線に沿って大磯辺りまでの海沿い、それもJRの東海道線より南側(海側)でしか使われない言葉だったのだ。実際、小中学校では当たり前の様にみんな使っていたのだが、高校生になると当時は藤沢・鎌倉学区と広範囲から生徒が集まり、同じ藤沢出身でも東海道線より上(北側)では全く使われていない言葉だったというのが判明するのだ。
ということで「〜べ」ってのを基準にしてしまうと大外しになってしまうのではないかと危惧するところではあります。同じ様に「〜じゃん」というのはハマ言葉として全国に知れ渡って今じゃ全国の若者がこぞって使っておりますが、これも横浜の割と狭い地域でしか使われていなかった言葉。
同じ神奈川でも狭い地域ごとに実はオリジナリティがいっぱいあって結構面白いのであります。でも最近はどれも普遍化してきちゃってインパクトは無くなってきちゃった感があるというか、ちょっと寂しい気がしなくもないというか。そんな快晴の梅雨の中休みでございます。
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