広島に行ってる間に噂の『FUJIFILM X-T2』が発表された様です。基本的な路線は『FUJIFILM X-T1』とあまり変わらず、順調に進化してきてるなぁと思ったものの、よくよく追っかけてみると予想の遙か上、3倍増しぐらいの勢いで進化しまくってるのでありました。
それでもパッと見は『FUJIFILM X-T1』とあまり変わって無くて、ダイヤル類の背が少し高くなってるぐらい。よぉーく比べると幅も少し成長してるみたいだけど誤差の範囲レベル。
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▼ AF周りが大幅進化 一眼スタイルのフラグシップモデル「FUJIFILM X-T2」発表 - ITmedia LifeStyle
個人的には動画とか動体を追っかけるような撮り方をしないので現状手元の『X-T1』で間に合ってる感がありまくりなんだけど、公式のプロモーションムービーを見ちゃうと…ね。
まぁ気持ちがグラグラ揺れちゃったりするのであります。揺れるだけだけど。そう、一つだけ留意点があるとするとフジのプロモは最大値を目一杯膨らませた良いところだけ誇大アピールだってこと。商売なんだから致し方無いんですけど、全てがプロモどおりになると思っちゃってるとガックリすることになるので落とし穴はちゃんと確認しておく必要があるのでした。
ということで機能的な所感は余所様に任せるとして、既存のフジユーザにとってどうなのよ?というポイントだけ。
『X-Pro2』持ちの場合…
実質、機能的には『X-T2』がブッチ切りの勝ち。『アドバンストハイブリッドマルチビューファインダー』というOVFとEVFのアイノコにしかそのメリットは見いだせないというか。もはや名前だけプロってポジションになっちゃってるイメージなんですよねぇ。見かけ上このスタイルじゃないと…という層なら迷わず『X-Pro2』なんだけど、旧モデルの『X-Pro』なら迷わず『X-T2』逝っとけ、だと思います。
『X-T1』持ちの場合…
微妙なポジションです。動画撮影や動体撮影がお目当てじゃない限り、動く必要性を感じないというか。逆にそれらが対象になるなら迷わず『X-T2』に買い替えた方が幸せになりそうです。あと、予算に余裕がある人も逝っちゃってOKな感じ。当面、自慢できそうです。
『X-T10』持ちの場合…
はい、ご存じ『X-T1』の廉価版。ということで資金に余裕があって『X-T1』をパスして『X-T10』へ行く人って想像しにくいのであります。何だかんだで「このスタイルの方がー」って言い訳は聞こえてくる様ですが、多分に『X-T1』へ行くとレンズに回らない、手が届かないってのが本当のところなんじゃないかと思うのであります。だとすると更に値段の上がった『X-T2』へは手が届かない…んじゃないでしょうか。
『X-E1 / X-E2』持ちの場合…
そろそろ登場してからだいぶ時間経ってますよね。ええ、まだまだイケルとは思いますよ。『X-Pro系』と同じでこのスタイルに拘ってるならいいんですけど、機能的な面を追っかけたくなったら迷わず『X-T2』へ行ってみるのも良いかもしれません。たぶん、この辺の層はレンズ資産もそれなりにあるでしょうから結構楽しめるんじゃないかと思うのであります。
『X-M / A』持ちの場合…
本格的に写真にのめり込む…つもりなら『X-T2』へGo、なんですけど、カジュアルでしか使わないのであれば宝の何チャラになる気がします。というか、そこまで前のめりならとっくに『X-T1』に行ってるよね?って話なんじゃないかと思うんですよね。
『他社APS機』持ちの場合…
機能的には現時点で『X-T2』がブッチ切りだと思うのでマウント替えする覚悟があれば行ってもいいかな…的な空気。ピントヌケ多発仕様なモデルなんかから乗り換えるには丁度良いかなとは思うけど、敢えてマイノリティに行くにはちょっと勇気がいりそうな感じ。そういうのには抵抗がない方にはお奨めできるかもしれません。国産だし。
ということで個人的な感想をダラダラと書いてみました。
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