Dogs の覚え書き
本日は朝より白峰寺へ趣くのでありました。そう、一昨日にその一生を終えた愛するわが子、龍を旅立たせるためであります。言うなれば火葬の儀。最後の旅立ちの刻なのでございました。
この湘南エリアでペットの火葬を行っているのは恐らく茅ヶ崎の白峰寺に付帯する『白峯寺動物愛護の会』だけなので、先ず電話で手配したのがこの火葬の予約なのでありました。龍以前に我が家で先代のワンコがやはりこの『白峯寺動物愛護の会』でお世話になっており、今回で2回目となります。
前回の先代の時は今からもう17年も前のことでしたが、今回も自分で連れて行き立会いの下…ということでお願いすることにしました。実際の火葬においては人間様の儀式と同じ様な進行ではあります。流石に身体が小さい分、人間様より待ち時間は少なくてすむのですが。
何はともあれ、これで我が子を来世に向けて旅立たせてやることができました。家から我が子の気配がスッと引いたように無くなり、心なしか家の中が少し広く感じてしまいます。如何に龍の存在が大きかったか…ということを改めて思い起こされるのでございました。
そうそう、あともう一つ片付けておかないとならないことがありました。そう、愛犬登録の登録抹消手続きです。家へ戻る前に秩父宮記念体育館の隣の藤沢消防署のさらに隣にある藤沢市保健所内の生活衛生課へ立ち寄ります。
市役所の犬登録ってここだったっけ?って思ったものの、そう言えば登録は何時も動物病院さんで受ける狂犬病予防注射(法定)の時にお願いしちゃってたのでありました。若かりし頃はよく夜間に体調を崩し、家族によくここに連れてきてもらいましたっけ。そう、ここには嘗て藤沢市南部における夜間・緊急診療が置かれていた(後年、ライフタウンの方へ一本化されてしまいましたが)のであります。
登録抹消の手続き自体は簡単なもので、申請用紙に住所氏名、登録番号(首輪に着けている鑑札に刻印してある)などを記入して終了。なんかあっけない終わりを迎えてしまった様な空気感なのでありました。
そうそう、ひとつだけ残っていることがありました。動物病院さんへのご挨拶。週に1〜2回はお世話になっていて、昨秋にもOPで最大の努力を頂いた院長先生にもお礼と報告だけでもしておかないとなのであります。まぁそちらは急ぐこともないので家人もろとも心の揺れが収まってからでもゆっくり伺うことにしましょうか。
我が最愛の息子、龍が本日19時30分ごろ永遠の旅に出ました。2003年の4月に我が家へやって来てからこれまで片時も離れることなく共に暮らし、楽しいことも辛いことも共有してきた自慢の息子でありました。
今年の元旦に一緒に初詣へ行った時の思い出ともに。
8日に変調を来たしてからほぼ3週間。日々痩せこけていく息子をただ見守っていくことしかできず、それでも何とか今の苦痛を和らげてあげることしか出来ない無力さと闘いながら何とかこの日まで頑張ってくれたことに「ありがとう」を伝えるのでありました。
- 2003年1月19日 生誕
- 2016年1月30日 没
享年13歳と11日。永いようでいて短い、あっという間の時間だった様な気がします。生有るものは何れ天に帰し、残るものの中に永遠となることは自然の摂理ということは百も承知なのですが、やはり心の真ん中にポッカリと空いた大きな穴はしばらく埋りそうにありません。
一昨日から昨日の午前中にかけて心持ち少し元気を取り戻したかの様な気配はありましたが、これこそ『風前の灯火』だったのでしょう。昨日の午後からは呼吸もかなり荒くなり、昨夜は寝室へ移動することなくリビングで枕を並べることにしました。恐らく、彼の残された体力も残りわずかであろうことが感じ取れた故の次第でありました。
夜半にはかなり苦しそうな状態ではありましたが、我が子の顔を横たわる身体よりも高い位置に上げてあげることで幾分か、呼吸が楽になるようで腕の中に頭を抱える様にしてあげると安心したのか少しの眠りにつくことができたようです。
今日の朝を迎えても、呼吸は安定せずやはり苦しい状態が続いていたのかもしれません。そんな中、私的には今夜が山で明日は難しいかもしれない、という覚悟のようなものがあったのは確かです。そして夜に入り、それまで荒く身体全体で息をしていた息子は静かにその生涯を終えました。
その最後を覚悟もしていたし準備も出来ていた、そして泣くまい…と思っていたにもかかわらず、やはり溢れる涙を抑えることはできませんでした。段々と体温が下がり、冷えていく我が子の身体を拭いてやり、ブラシで毛並みを整え、彼にとって最後のイベントに愛情をもって送り出してあげるのが残るものの務めなのではないかと思うのであります。
最後に龍へ。
「ありがとう、ホントにありがとう。一緒にいてくれてありがとう」
I miss you, and... i'm Sad so much.
今年に入ってから少し生活のリズムが大きく変わってきてきてしまいました。仕事とかそういうことではなく、プライベートな方の生活。元旦には毎年の様にワンコと一緒に初詣+ロング散歩を済ませ、今年こそは大病無く…と願ったにも拘わらず。
仕事も動きだし大阪だったか兵庫だったかへ行っていた8日、ついにワンコが食事を摂らなくなってしまいました。以前にも体調を崩したり、お腹を壊した様な時には2、3日何も食べなくなってしまったこともあったのでこの時もそれほど逼迫した状態だとは思っていなかったのですが、流石に3日を過ぎたあたりから改善する気配が無く、これはなんかおかしいかも…ということで近所のかかりつけの動物病院へ。
実はかれこれ1年半ぐらい前から肺と心臓に影が出ていることは判明していて、心肥大もあって咳なんかもあったりするのをお薬で抑えてきた経緯があるのですが、どうやらこのあたりでワンステップ次のステージに進んでしまったのかもしれません。食事を自力で摂取できなくなってしまったので数日おきの点滴と、退院用の柔らかいムース状になった高カロリーなエサを注射器で与える毎日。そして肺なのか溜まってしまったであろう水を抜くための利尿剤の追加。
あれよあれよと見る間もなくあっという間に肉はそげ落ち、自力で立つことも難しいほどになり、またこれまでも多少緩くなってきたお下の方も完全にコントロールできなくなった様でオシメ登場と、当に介護状態へ突入したのであります。
19日には何とか13歳を目出度く迎え、ホッとする安らかな時間も何処へ行ってしまったのか家人と交代で世話を続ける日々なのでありました。ブリーダーさんからはシェルティはだいたい14歳ぐらいですよ、歳を取るとまず歩けなくなり、介護が必要に…ってのは聞いていたのですが、ちょっと早めかもしれないけどまぁそういう時期に来たってことで何か少し寂しい毎日なのでございます。
できることならば少しでも本人が苦痛を受ける時間の少ないことを祈り、恐らくは残された時間の少ない我が子との時間を共有していければなぁと思うのであります。
今年に入ったころからワンコの下腹部に腫れ物の様な膨らみができはじめ、春には手のひらで軽く収まるぐらいの大きさになっておりました。この頃、どうするかかかりつけの動物病院さんの院長先生と相談したりもしたのですが、歳も歳なので変化が少ない様なら余り触らず様子を見ようということにしてたものの…。
夏頃にはかなりそれも大きなものに成長してしまいまして、もう片手では収まらないぐらい巨大というか、立派になってしまったのでありました。そして先週、ついに決心して手術で切除してもらうことに。
恐らく、脂肪腫(リポーマ=lipoma)とのことで、実際には開けてみないと…ということもありましたが普段の生活にもだいぶ影響が出てきている様(ワンコ自身が気にし始めた)なので決意。リスク的にはやはり麻酔。こればっかりは医学的にも未知の領域が多すぎて100%の話が出来ないそうな。あとは以前から抱えている心肥大と肺の影(腫瘍?)がどの程度影響するかなのですが、そこは何かあっても諦めることにして。
昼前にワンコを病院へ連れて行き、オペの始まる昼頃までに血液検査などのチェック。そしてオペ。そして麻酔が切れるころの夕方4時頃に引き取りに。オペは無事終了。そして切除したリポーマは600グラム強という巨大なものでありましたとな。見せて頂きましたがホントに脂の塊。あの牛脂みたいな白い綺麗なやつなのでした。
このリポーマの内部に血管も含まれてしまっていた様で、成長のスピードもその分早かった様です。それでも先生の素晴らしい仕事で綺麗に取って頂いたということで少し安心。見た目にも以前の様にスッキリスマートに戻りました。ま、オペの為に一部毛をゴッソリ刈られちゃってるのであらら…なんですけど。
家に戻ってきてからもやたらと眠たいらしく、ひたすら寝てます。食事は普通に平らげ、夜もまたすぐお休みの様です。元の元気な姿が見られるのはあと数日待たないとなりませんかねぇ。
文字通りメーデーなのだ。今でこそほとんどその響きを見ることは無くなってしまったが昭和の時代においては5月1日は『労働者が統一して権利要求と国際連帯の活動を行う日』として日比谷公園などでデモ行進が大がかりに行われていたのである。もちろん、小学校の教科書にも写真付きで載っていたぐらいであるからある種、お祭りに近い部類の感覚で参加するイベントとして捉えていた面もあるのだが、後に自身が社会に出てからはこれが大きな間違いであったことに気付く。
当時は国鉄(現在のJR)を筆頭に鉄道各社や自動車メーカー、電気メーカーなど大手各社(の労組)はこぞってストライキをチラつかせ、時には数日にわたるストライキを決行して経営者と労使交渉に臨んでいたわけなのだ。しかしそれも年号が昭和から平成に変わる頃には全く影を潜めてしまい、ごく希に航空会社が忘れたようにストライキを細々とやっていた様に思うのだが最近はそんなニュースも流れてこない。唯一、昨年には相鉄(相模鉄道)がストを決行し、半日ちょっと電車とバスがほぼ止まった様だがJR及び小田急沿線組故、個人的には何の影響も受けなかったのでありました。
まぁそんなワケでメーデー。
今朝、独り2階に置いていかれて寂しくなり自力で1階を目指すも数段で挫折し助けを求めるの図也。文字通りこちらも『メーデー(遭難信号)』である。以前は自力で上り下りとも自由に行き来していたのだが、1年ほど前から自力で降りられなくなってしまった。きっと家を留守にしていて家人が帰ってきた時にもの凄い勢いで降りようとしてかなり上の方から滑り落ちてしまったのではないかと想像する(下の方の数段はよく滑り落ちていたのは目撃している)のだが、上の数段(直角に曲がり少し1段が広くなっている)は何とか今でも降りてくる。
しかし、そこから身動きが取れなくなりご覧の通りの立ち往生なのだ。前の腕は半分、段からはみ出してしまっていて向きを変えようにも動きが取れない。下がることも向きを変えることも出来ないこの状態でピーピー鳴いて人に助けを求めるのである。まさしく『メーデー(遭難信号)』。
とまぁこんな片道キップしか持たない我が子ではあるが、昇るのは好きらしくもの凄い勢いで駆け上がっていく。なので毎度々々13Kgもあるこの子を抱いて階段を降りることになるのだ。そろそろ膝が辛くなってきた今日この頃なのだよ、分かっておくれ…。
そうそう、この日は祖父の命日でもある。なので決まってこの日は祖父が大好物だった付けトロ(蕎麦)を食べる。「寒いのに冷たい蕎麦かよ…」と思ったことが無いのでこの日は大抵、晴れて暖かい、というか暑いことが多いのであろう。今日も朝から見事な五月晴れである。
どうやらエサを食べなかったのは週末の2日間だけだったようだ。どうやらお腹を少し壊していたのが理由っぽいのだ。思い当たることと言えばその数日前に狂犬病の注射を打っていたこと。たぶんそれが数日遅れでお腹に来て不調になっていたのではないかと推測。
まぁそんなワケで以降は今まで同様の旺盛な食欲が復活し、エサもガッツリ食べる様になってひと安心といったところなのであります。ただ、先般発覚した肺付近のナニかについては不安が残るものの、お薬を継続する線でいこうかなぁと思うのでありました。
でもってたまにはCCD機でパチリ。うん、素直な描写だ。
歩いていてふと見上げると若々しい青葉が勢いよく芽吹いているのでありました。
冬の間に刈り込まれた街路樹から鮮やかな緑が吹き出し、黄色やオレンジの葉が並んだところでワンカット。艶やかなスカイブルーの中に色気を少し散らせてみる。
そうそう、昨日、今日と朝まではエサをほとんど食べなくなってしまっていたワンコ、昨夜からの薬が少し効いてきたのか夜からは1食分ちゃんと食べる様になりました。とにかく食べないとどんどん衰弱しちゃうからこれで少しは安定してくれるのかな。
ちょっと前から下腹部右側に目立つ膨らみが出来ていてここ半年ぐらいお医者様と相談の上様子見してたんですけど、やっぱり大きくなってきてるというかかなり膨らみが成長しちゃってるみたいなのでオペの決意をしてお医者様に相談に行ってきたのであります。
まぁ歳(12歳)なのと以前から指摘されている心肥大(オペの際の麻酔で影響する可能性もある)のこともあるので事前に色々と精密検査(血液、レントゲンなど)をしておくことに。ここまでで特に異常が無ければ…だったんだけど、レントゲンには別の場所に大きなカゲが。
丁度心臓の下あたりの胸(恐らく肺)に拳サイズの薄い影が映っていて…。お医者様的には「肺の辺りなので…恐らく腫瘍、ガンの可能性が高いかも」との見解。ここ1週間ぐらいで朝のエサを食べなくなったことに対し、先の下腹部とは別にこの腫瘍が原因ではないか、との見立て。
腫瘍の大きさ的にも犬齢的にも、心肥大を抱えていることからも肺がんであれば取ることは難しい…という自然の流れに。犬や猫などのペットの多くはガンで最後を迎えることが多いとも言いますし、飼い主がそれと気付かず寿命を迎えているケースも多いことからして龍にとっても先が見えてきたということでもあり、自然界の有り様を素直に受け入れようと改めて思うのです。
最初にブリーダーさんからお譲り頂いた際に「寿命的には14歳ぐらいです」という話を聞いていたので、12〜13歳ならまぁ割と平均的なところに落ち着いてるとも言えるかな、と少し自分を落ち着かせる春の午後でありました。
あけましておめでとうございます。
ということで年末から準備するほどの甲斐性が無いので元旦の初詣に行った時のワンコの写真で年始のご挨拶とさせて頂き候。あ、今月でもう12歳になるのか…早いなぁ…。
予定どおり、何時もお世話になっている獣医さんのところへ午前中に伺う。ワンコの狂犬病予防注射とフィラリアのお薬を1年分纏めて。締めて2萬7千円なり。何時も大きな端数を落としてくれるのは相変わらずで、2萬5千円になってしまう。あまり漱石さんはお好みでないようだ。昼前からそのままクルマを洗車。約1年ぶりの洗車になってしまった。あまりにもサボりすぎ。取り敢えずピッカピカになったので良しとしませう。
同僚に「365CALENDAR.net」なるものを教えて頂いた。ほほぅ、 アイムス社がサポートしてるのね、これ。うちのわんこもユーカヌバだけなのでまぁいいかな、と。ということで、この辺の20日あたりに登録しちゃってみたりとか。
東電さんの引き落としを見てちょっと焦ってみたりとか。ぉぉぉぉぉおー、2萬直前だぁーっ。ま、しょうがないと言えばしょうがないのかも。何せ一日中家の中にいる、とっても寒い国の原産なワンコのために、エアコンフル稼働しちゃってるんだもんなぁ。来月の引き落としもかなーり怖いこと間違いなし。うーむ、どうしたものか…。
こーゆーのは洗濯とは言いません。風呂に入れたとも言わないなぁ。あ、洗ったでいいのか。先ほど牧場から帰ってきてそのままワンコといっしょに風呂場へ直行。シャンプー付けてゴシゴシゴシゴシ、流し終わったらドライヤー攻撃。夏だからまぁそこそこで解放。お願いですからブルブルってやるの、手加減して欲しいんだけど。
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