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龍、永眠

我が最愛の息子、龍が本日19時30分ごろ永遠の旅に出ました。2003年の4月に我が家へやって来てからこれまで片時も離れることなく共に暮らし、楽しいことも辛いことも共有してきた自慢の息子でありました。

龍と初詣へ

Nikon COOLPIX A

今年の元旦に一緒に初詣へ行った時の思い出ともに。

8日に変調を来たしてからほぼ3週間。日々痩せこけていく息子をただ見守っていくことしかできず、それでも何とか今の苦痛を和らげてあげることしか出来ない無力さと闘いながら何とかこの日まで頑張ってくれたことに「ありがとう」を伝えるのでありました。

  • 2003年1月19日 生誕
  • 2016年1月30日 没

享年13歳と11日。永いようでいて短い、あっという間の時間だった様な気がします。生有るものは何れ天に帰し、残るものの中に永遠となることは自然の摂理ということは百も承知なのですが、やはり心の真ん中にポッカリと空いた大きな穴はしばらく埋りそうにありません。

一昨日から昨日の午前中にかけて心持ち少し元気を取り戻したかの様な気配はありましたが、これこそ『風前の灯火』だったのでしょう。昨日の午後からは呼吸もかなり荒くなり、昨夜は寝室へ移動することなくリビングで枕を並べることにしました。恐らく、彼の残された体力も残りわずかであろうことが感じ取れた故の次第でありました。

夜半にはかなり苦しそうな状態ではありましたが、我が子の顔を横たわる身体よりも高い位置に上げてあげることで幾分か、呼吸が楽になるようで腕の中に頭を抱える様にしてあげると安心したのか少しの眠りにつくことができたようです。

今日の朝を迎えても、呼吸は安定せずやはり苦しい状態が続いていたのかもしれません。そんな中、私的には今夜が山で明日は難しいかもしれない、という覚悟のようなものがあったのは確かです。そして夜に入り、それまで荒く身体全体で息をしていた息子は静かにその生涯を終えました。

その最後を覚悟もしていたし準備も出来ていた、そして泣くまい…と思っていたにもかかわらず、やはり溢れる涙を抑えることはできませんでした。段々と体温が下がり、冷えていく我が子の身体を拭いてやり、ブラシで毛並みを整え、彼にとって最後のイベントに愛情をもって送り出してあげるのが残るものの務めなのではないかと思うのであります。

最後に龍へ。

「ありがとう、ホントにありがとう。一緒にいてくれてありがとう」

I miss you, and... i'm Sad so much.

 

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このページは、たくが2016年1月30日 21:22に書いた覚え書きです。

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