『大和ミュージアム』に続いてお次は『てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)』である。実は当初の侵攻予定に無かったんだけど駅の案内を見たらちょっと寄ってみたくなっちゃったのであります。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
こーんな感じでデンって飾られちゃうとそりゃぁ見に行かないワケにはいきませぬ。27年前、当時入院してた病院の中で出会った週間モーニングに掲載されていたかわぐちかいじ氏の『沈黙の艦隊』にはまり、単行本まで揃えてしまった手前としてはこれをスルー出来るハズもございません。そう言えばあの時の日本初となる原潜の名は『シーウルフ』→『やまと』でしたっけね。
まぁそんなワケで『潜水艦あきしお』さんの周りをぐるぐると歩き回ってしまうのであります。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
昭和のほぼ終わりごろに登場し、平成16年まで島国である日本のまわりを海の中から静かに見守り続けてくれた船なのであります。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
潜水艦…と言えばやはりこれ、涙滴型の船体からニョキッと上に生えてる艦橋。そして上に伸びる潜望鏡と各種アンテナ類。館内の展示を見終わった後の最後にこの潜水艦あきしおの内部を見学できるんだけど、この作戦司令室からこの潜望鏡でちゃんと外を見ることが出来るのでありました。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
ここへ来て初めて知ったこと…。お、お前、錨持ってたのか…。巻上げると船体下部の凹みのところにカポッとはまって一体化する仕組みの様です。この船の特殊な用途からして普段から使うことはほとんど無いと思うんですけど、取り敢えず…みたいな。
でもって『てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)』の展示の方はバッサリ割愛。いや、面白く無いというよりもほとんどが掃海に関するものだったのと、公にはあまり周知されてないことも多かったので資料的価値は非常に大きいんだけど、やっぱり軍は必要だよねって当たり前の流れにしかならないので敢えてここで書く必要も無いかな、ということで。やはり海上自衛隊さんの施設なんだな、って思うところなのであります。(中身はほとんど写真も撮ってないですしー)
そして館内の展示を一通り下から上まで見終わるとやって来るのがあきしおさんへの入口。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
『てつのくじら館』の3階相当のところに見学者の入口がポッカリ開けられています。本来はこの位置にドアなんか付いてるワケないんだけどそこは屋外展示の内部見学用としてブチ抜いちゃってるんですね。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
そう、この上部に付いてるハッチこそが潜水艦の本来の出入り口なのであります。場所的にはセイルのチョイ後ろあたり。ちなみにこの通路の先は作戦司令、操舵室になります。そこがほぼセイルの真下あたり。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
作戦司令室の最前面左側が操舵関係になります。ちなみに右側は壁に沿って機関コントロールやソナーなどの諸々が並んでおりましたとな。こうやって中を見ると配管は剥き出しだし、各種機器の箱はゴテゴテ立ってるしで人の動ける隙間ってかなり狭いです。まぁ中で人が動き回る様な使い方ではないってのもあるんでしょうけど。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
おっと、足下にアクリル張りで下を見られる様になってるぞ…って見ると魚雷装填室の様です。なんか魚雷っぽい形をしたものも幾つか見られます。雰囲気的には何て言うか、そう、工場っぽい感じ。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
まぁ所謂、司令所ってところでしょうか。このデスクの両脇後方に部屋の入口があって前方に操舵桿が見えてます。このデスクから各部署にあらゆる命令が飛んで行くのでありましょう。ということで艦内の見学ポイントはここまで。機関部や他の部分は見学ルートに含まれていない様なので割とあっさりなのでありました。もしかすると未だに機密的なものが隠れてるのかもしれません。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
ということで外へ出て最後に後方からのワンカット。なんとなくプロペラ回せばそのまま飛んで行けそうな気がしてしまうのは何故なんだろう…。
ということで呉探訪の旅は終わりなのです。気付くと14時半になってるし…。あーあ、飯食いそびれましたですわ。ということで見て廻るだけなのに異様に密度の濃い時間なのでありました。
コメントする