ちょっと前に書いたQRコードと並んで、「携帯カメラで埋込データ読み取り」に新技術-富士通研なんてものまで登場してきた。確かに、写真などの中に透かしとして埋め込まれていれば、わざわざデザイン的に異色なものを並べる必要がなくなる。だけどね、ちょっとまだ早いみたい。
ITmediaモバイル:「携帯カメラで埋込データ読み取り」に新技術〜富士通研って、おいおい、何処で使うんですかー?
デメリットは、埋め込める情報料が少ない点が挙げられる。12桁の数字データしか扱えないため、例えばURLを記載することができない。QRコードのように「URL情報を読み取り――Web to機能でそのサイトにジャンプ」といった使い方はできないことになる。
あ、でも著作権表示にくらいは転用できそうな気がするんだけどなー。おっと、これは単に透かしで実現してたか。でも携帯でそれが確認できるというお手軽さが重要なのかも…と思ってみる。それよりも普及させるにはQRコードのように、誰でも簡単にデータ化できることが必要だと思うんだけどねー。
コメントにあるように、透かし技術はまだ印刷に対応していないとのことでした。上で書いたのは、「透かしで実現…」の件ですけど、印刷用途ならば「別の手段」を使えばいいのかな…というニュアンスでした。携帯で印刷物(媒体)の透かしを読みとることは難しいと思うので、視覚情報埋め込み型なら可能性があるのかな、と思った次第。
FYI:
透かし技術は印刷物には対応していません。
そうですね。視覚情報の埋め込みですね、この場合。