むし、虫、無死

日曜の夜の出来事でございました。この度はあまり、お手伝いをしていなかったこともあり、せめて晩ご飯の後片付けぐらいは…とシンクでお皿どもを洗っておりましたです。もう一方、いらしたのですけどね。その方が洗い、わたしが濯いで…てな感じで。その時ですよ、その時。三角コーナーの野菜くずの中から顔を出したものがありましてですね、そう、わたしのちょうど顔の真ん前ですよ。いきなり飛ぶんですよ、こっちに向かって。「キャーっ」という声と共に手に持っていたもの（多分皿だったかもしれない…）は何時の間にか何処かへいってましたけど、とにかく後っ飛びに逃げたんですわ。そのすぐ後、もう一方に言われました。もぅいいよ、って。その時は「お手伝いありがとねー」って感じだったんですが、今になって分かりました。彼女が思っていたこと。多分「お皿が心配」ということを。ふにゃー、あたし情けないねー、悔しいけど。