どう考えても二番煎じだし、大手メディアに流してる段階で世論を利用した販促攻撃。感じ(漢字)的には反則と書きたいところだが。
台風18号の記録的な強風で被害を受けたリンゴを大手スーパーのイトーヨーカ堂グループが10日発売する。
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先日の浅間山噴火で灰被りになったキャベツをスーパーが格安で販売して、農家を助けたイメージと、消費者に格安で商品を販売できたことによる消費者へのインパクト、社会的話題性によるイメージ向上といった一石三鳥をやってのけたことを真似っこしているらしい。
どう考えてもヨーカ堂は落ちたリンゴ以外の消費も予定しているとしか思えない。要するに話題性をタダ同然で仕入れ、「半額以下」という消費者をそそのかす価格体系(これでも滅茶苦茶利益出てると思うぞ)で店舗全体での売り上げアップを目論んでいると思えてしまう。
社会貢献をするなら「駅でタダ配り」とか、「リンゴ買ったシトには他のモノ売らない」ぐらいのことじゃないと、社会貢献なんて嘘八百という風潮にしてしまえば良いということ。台風という災害を逆手に取った便乗商法と表現すればいいのかな。早い段階から台風が直撃して、相当のリンゴが落ちることが予想されていて、その日次の日には90トン(約31万個)も仕入れてるんだから。事前に話は付いてたんだろうなぁ、JAあたりと。
落ちたリンゴを大量に格安でばらまいた後はどうなるのか。ちょっと考えてみると分かること。落ちなかった綺麗で健全なリンゴが売れなくなる…。だって大量に安いものばらまいちゃうんだもの。高いリンゴ買うシト、減るでしょ。市場原理をぶち壊しちゃってるものね。農家も農家で後のことは考えてなかったんだろうかねぇ。というのが感想。
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