先日書いた10月2日の出雲大社での流鏑馬奉納の写真。大社や観光なものばかり書いていて、肝心の流鏑馬について後回しになっていたのだが、先週末に写真プリントを頂いたので携帯電話に付いているデジカメで複写してみた。
上の写真は騎射後に馬を返す際に撮ったものらしい。男埒側に観客が写っているのでそのように判断した。写真には2頭写っているのだが、この時は2人ひと組で走り、前の人は後を向き、後の人は前の人を狙い撃つもの。それぞれ、「おしもじり」と「おものい」と言う。実際に人を撃つのではなく、埒脇に設けられた的になるのだが、これがなかなか難しい。特に、後を撃つのは、馬上で体を捻って反転しながら、且つ、通り過ぎた的を射るのだから慣れと実力、感覚を要求される。ちなみにわたしは写真では後側。前を狙って射ればよかったという楽チン役。
こちらの写真は流鏑馬前に記念写真を撮ったもの。こんな感じの衣装で走る。ちなみにわたしは向かって一番右側。男性が着ているのは「直垂(ひたたれ)」、女性が着ているのは「水干(すいかん)」というもの。わたしが腰下に蒔いているのは「むかばき」といって鹿の毛皮でできています。同じくプリントを携帯デジカメで複写ったもの。
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