地震波の種類によるP波(縦波)とS波(横波)の伝達スピードの差を利用した速報システムが試験運用中なのだとか。ニュースを読む限りでは、かなり正確に伝えられており将来の普及が期待される。
仙台市立長町小学校には、大きな揺れ(S波)が到達する十四秒前に、気象庁が試験配信している「緊急地震速報」が届いた。 「十一時四十六分三十秒ごろ、宮城県沖でM7・2程度以上の地震が発生。宮城県北部は震度5強程度以上、揺れは十一時四十六分四十八秒以降」 届いた速報は内容も非常に正確で、実用化に向けて効果を実証する結果になった。夏休み中のため児童はいなかったが、学期中なら大きな揺れが来る前に避難を指示するなどの対応も可能だった。
技術の勝利か…と思ったんだけど、これって直下型だと直上のシト達は速報受ける前にアウトですな。それにもし「5秒後、震度7強以上…」なんてのがいきなり流れて来たら絶対パニックだって。特にシトが集まるところなんか。集団パニックを引き起こしそうな場所、シチュエーションでは、対応可能な時間と震度規模によって流さないなどの処置も必要なのではないかと思ってみたりとか。集団がパニックを起こすと関係ない周囲にまで被害が拡大するものねぇ。ある一定レベルの犠牲は諦めていただくしか無いということで。
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