なんか変な理屈のニュースが流れてるなぁと思ったらこれですかい。
ひとたび貧乏になったら、その子供はもちろん子々孫々まで貧乏から抜け出せない――日本は今、そんな「階級社会」に突入しようとしている。本屋に行けば「不平等社会日本」「日本の不平等」「しのびよるネオ階級社会」といったタイトルの本が並んでいる。「昔から貧富の差はあったし、オレはそこそこの収入がある“中流”だから大丈夫」なんてタカをくくっていると大変なことになるぞ。 (snip) 昨年末に発表された経済開発協力機構のリポートによると、日本では1世帯あたりの平均所得(476万円)の半分以下しか稼げない貧困世帯が15%を超え、この10年で2倍近くに膨らんだという。日本の貧困率はメキシコ、アメリカ、トルコ、アイルランドに次いで5位。 (snip) 一方、国税庁の調査では年収2000万円以上のサラリーマンは10年間で2万人も増えた。所得格差は確実に広がっているのだ。 (snip) かつてはたとえ貧乏人の子供でも、公立学校で刻苦勉励すればいい大学に進んで立身出世も望めた。だが、これからの日本では、私立に通える裕福な家庭の子供でなければロクな大学に入れないというのだ。
経済弱者が長引く不況の影響を大きく受けていることは確かだろうけど、それがそのまま即階級社会化に結論付けるのはちと危険な香りが。1世帯あたりの平均所得が476万円しか無かったというのはちょっと吃驚。知らなかったなぁ。どうやって暮らせるんだろ。さらにその半分にも満たない世帯って、15%以上あるんですか?ホントに?さらには比較するのに片やパーセンテージ、片や人数じゃ説得力無いよなぁ。同じ単位で比較して欲しいものだ。最後に、「ロクな大学」とは何処と何処のことを指してることやら。さらには「ロクでもない大学」は何処のことを指したいのか明確に書くべき。
「子供がフリーターやニートになったら、即おしまいだ。」…って、何が「おしまい」なんでしょ。良く分からない記事だ。富裕層と貧困層が共に増えて何故「格差が広がる」なのか意味不明。昔からそのような富裕層、貧困層はあったのだし、日本国民総中流と思いこんでいた連中がどちらかに分類されただけじゃないの?格差が広がったのではなく、二極化してるだけ。ということは先の平均より上にいれば良いってことなのだろうか。相変わらずわかりにくいなぁ。
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