寝耳に水…というか、びっくりしました。
1917(大正6)年創業の老舗(しにせ)カメラメーカーのニコンが、フィルムカメラから事実上撤退する。一眼レフ全8機種のうち6機種の生産を順次終了。残る2機種も新規開発をやめる。デジタルカメラに経営資源を集中するためだが、愛好家やプロに愛された往年の名シリーズは姿を消す。
寂しいものです。フィルムにはフィルムの味や質感があるのに、そういった良さが認められない時代なんでしょうかね。そもそも、携帯にカメラが付いた時点で、若者達はフィルム写真を見たことが無いのかもしれません。知らなければ当然、興味も湧かないでしょうし、これらの道具に手も出てこないのでしょう。今手元にある機材がどの程度残せるのか気になります。特にレンズは1生ものなだけに、単コロのラインナップ縮小は痛い。そもそも写真はボディではなく、レンズで決まると言われているだけに、Nikkorの縮小は困った知らせになりました。今の内に押さえるものは押さえておかないと入手出来なくなっちゃいますね。
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