会社そのものが刑事告発されちゃったりTopの4人が逮捕されちゃったライブドアのイタイところ。件の会社のサイトであらゆるページの左上のところに小さく「livedoor メディアとしての考え方」なんてリンクがあるんだけど、内容が無いよう…じゃなかった、内容が内容なだけに痛すぎる。突っ込みどころ満載というか、そのあまりの惚けっぷりが終わってる感を醸し出している。
ポータルサイト「livedoor」は、月間約1400万人のユーザーの皆様からご来訪を、約300社の広告主からのご出稿を頂いており、既に法人としての株式会社ライブドアからは独立した「公共性」を有していると考えます。当社は、上記の認識に立ち、今後も、メディアとしての「中立性」「独立性」を最大限に確保しながら、ポータルサイト「livedoor」の運営を継続してまいります。
先ずはお決まりの事実認識から入ります。ここでポイントは『「中立性」「独立性」を最大限に確保』と謳ってしまっている点。えぇそうですね。思いっきり違うような…と気付きますよね。特定の会社さんのコピーサービスを展開しておいてよくもこんなことが言えたものです。『「公共性」を有している』という認識が正しいのなら、コピー商品(サービス)をばらまくのは止めた方がいいと思うんですが。
当社は、ポータルサイト「livedoor」の中核サービスとして、 (snip) 今回の強制捜査に関連した特集を立ち上げることにいたしました。
あくまでもニュースの中身と情報コントロールについては良しとしましょう。これが出来ないのなら止めた方がいいということになりますから。この点は先発会社の中にも見習った方がいい会社さんいっぱいありますね。
ポータルサイト「livedoor」は、あらゆる情報を分け隔てなく集約し、オープンにしていきたいと考えます。ユーザーの皆様が、より正しい判断を下せるようにお手伝いすることを通じて、世の中をよりよく変えていきたいと考えます。 ポータルサイト「livedoor」が社会の公器として認められるべく、運営に関わるスタッフ一同は、誇りと信念をもって業務に邁進してまいります。
ほんと、他社の先行サービス(ビジネスモデル含む)を『あらゆる情報を分け隔てなく集約し、オープン』しちゃってますね。恐らくは先行各社さんも水平展開して欲しいとは頼んだ覚えは無いでしょう。『社会の公器として認められる』為にはオリジナリティが重要。コピーは何時まで経ってもコピーであり、それをもって「公器」とは聞いて呆れます。「好奇」という字の方が相応しいような感じがするのは気のせいでしょうか。
堅実な方ならもうお気づきですね。そう、例のKの国の手法そのまんま。無いものを恰もあったかの様に主張し、何れは自分のものにしてしまう手口。歴史さえ捏造して平気で世界に出て行けるのですから、このぐらいのことはトイレで水を流すのと同じくらいの感覚なのかもしれません。ズラズラと格好いい言葉を並べる前に、「良識」という言葉をもう一度かみ砕いて欲しいと思う今日この頃。
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