ついに、というかやっと新型Mac Proが発表されましたね。現行がEary 2009ですから約1年半ものスパン、モデルチェンジ無しで来たわけです。それにしてもキャッチの「12コア」というのはインパクトありますが、標準的には4コア、8コアで、プロセッサアップグレードで6コアCPUを1個または2個載せられるよ、というニュアンスには要注意。恐らくは4コア、8コアが現行とさほど変わらない価格帯となり、6コアや12コアにするとべらぼうな価格になりそうな予感がします。
具体的なことは8月の発売を待たないと何とも言えませんが、パワーを必要としている人には嬉しい仕様と言えるでしょう。
その他の細かい仕様については、現行とほとんど代わり映えしない構成。変わっているのは、グラフィックカードがATI社のHD 5870/5770(何れも1GBメモリ)となったこと。HDDの代わりに512GBのSSDが選択肢に入ったことが目に付くぐらいでしょうか。とにかくPCでも評判の良いHD 5870が使えるというのはもの凄く嬉しいのではないでしょうか。自分のEary 2008にも載せられれば載せたいほどです。
一点残念なのは、USB 3.0が見送られていることかもしれません。PCではかなり普及が始まった感のある外部デバイス用規格ですから、このあたりに遅れを取るというのは少しAppleらしくないというか、そこまで手が回らなかったのか、ちょっと気がかりな部分ではあります。
そしてこれだけは直ぐに欲しいなと思ったMagic Trackpad。
お値段たったの6,800円也。あのトラックパッドが独立して巨大化したポインティングデバイスとなった訳ですね。キーボードとマウスというのは意外や相性が悪いモノ。タイピングとポインティングを繰り返すとどうしても手が異なる動きを強いられるんですよ。それがこのMagic Trackpadではキーボードとデバイス間での手の動きが自然になり、疲労感は格段に軽減されるのではないかと思います。タイピングすることが多い人にこそ嬉しい製品ですね。
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