突如舞い込んできた(何日前のことだと思ってるんだという…)ビッグニュース。Nikon Dfなるニューモデルが出るぞ、というお話。
11歳の時にEMより始まり、その後FE2、F4と歩んできたカメラ遍歴において、何時しか軍幹部に巨大な液晶が鎮座するようになった流れの中、あの訳の分からないコマンドダイヤル(ジョグダイヤル)で何でもかんでも処理しようという造りに身体が拒否反応を示し以降の進化を完全に止めてしまった感があったのですが、ここに来て従来のメカニカルな操作系とスタイルの復活に心躍るものがあるというか、まぁ「やっとカメラが登場した」と思うわけなんです。
形状としては、嘗てのFE、FM系列にFA的なエッセンスが少し混じった様な造りではありますが、この20年の間で標準となりつつあったボディ下部の巨大なバッテリーパックは姿を消しスリムなスタイルで登場したことは非常に価値のあることなのではないでしょうか。
肝心な記録媒体はフィルムからデジタルに進化を遂げていますが、従来からのAi nikkor群はもとより様々なレンズ、資産がそのまま活用できるというのも凄く嬉しい点です。これこそがFマウントカメラのあり方である、と言えるほどの素性の良さが滲み出ていて所有欲をこれでもか!と掻き立てられてしまうのでありました。
何年かかってもいいから是非、手元に置いておきたいなぁと思わずにはいられません。
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