数日前にセンサーサイズのことをポストした際、1サイズとAPS-Cサイズで云々とあーだこーだ書いちゃいましたが、予てよりそろそろ来るだろうと噂されていた『Nikon 1 V3』が颯爽と登場です。
この『V3』、ずばり『カメラ・システム』として考えた場合は非常に魅力的です。ボディの大きさもレンズ交換式高級コンデジとして見れば納得のいくサイズですし、本格的にオプションのEVF(DF-N1000)やグリップ(GR-N1010)を装着して1ニッコールはもとよりデジイチ用のニッコールレンズまで含め使い回すのであれば用途によってはデジイチを越える使い勝手が実現するかもしれませんし、その時々でスタイルを変えて楽しむのもありだったりとなかなか良さ気な雰囲気が漂ってきます。
が、やはりセンサーが1型というのが気になるところですが、ここは有効画素数1839万画素ということでそれなりにデジイチ並の写りになるんだろうなぁとも思えるわけでして。あとAFとしての機能面がかなり素晴らしそう(メーカーのアピールポイントを読む限りは…)なのでこの辺は面白そうだなーと感じてます。
とまぁ色々と褒めちゃったりしてるわけですが、やっぱりEVF(DF-N1000)のあたりの造形は「何とかならんのかね?」と言いたくなっちゃいます。何で富士フィルムさんのX-T1みたいにスクエアな角張った(一眼のペンタ部を模した)スタイルにしなかったんでしょうか。なーんか引っ掛けてポロッと逝きそうなイメージがついてまわりそうな感じです。折角ボディが割とスクエアなフォルムの中に収まってるのに何故タンコブが…なのです。
ということでレンズキットの1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM付き(Nikon 1 V3 標準パワーズームレンズキット)が$1,196.95ということの様なので日本円的には13万円ぐらいに落ち着くのかな?では更に電子ビューファインダー DF-N1000とグリップ GR-N1010が追加されるNikon 1 V3 プレミアムキットは幾らになるのよ…と考えると16〜7万円ぐらいまで跳ね上がりそうな気がしなくもないというか。でもってボディ単体で11万円ぐらいなんでしょうかねぇ。
でもって結局は好きか嫌いかの世界になっちゃうわけですけど、「どっちがカッコイイ?」って聞かれるとどうしても「右の方」って言いたくなっちゃうわけですよ。だって左の方はヌメッとしてるんだもの。メカメカしさが全く感じられないというか、道具としての美しさというものが見受けられないとでも言いましょうか…。あぁ残念だなぁ、残念だなぁ、残念だなぁ。
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