唐突なんだけど『Nikon マグニファイングアイピース DK-17M 』をNikon Dfに装着しました。これまでは『Nikon 接眼目当て DK-19 』だけ取付けていたんですが、やっぱりデジタルになってからファインダーが見にくいかなぁ、ということで。
手持ちのレンズの多くが未だにMFなAi Nikkorということもあり、ファインダー像が銀塩のころより小さくなってしまったファインダーでは寄る年波の老眼にはかなりキツイということでもありますん。だもんでファインダー像が単純に1.2倍となる『Nikon マグニファイングアイピース DK-17M 』の登場なわけです。もともとこの商品自体は銀塩の頃からあるもので特段デジタルだからというわけではないのですが、便利になるなら使えるものは使ってやれ、ぐらいのことでして。
ということで早速、取付けてみます。そのためには先ずNikon Dfから『Nikon 接眼目当て DK-19』を取り外します。何も付けていない場合はアイピースのゴム(とプロテクトレンズ)を外しちゃいます。
Nikon Dfの場合、ファインダー側のアイピースシャッターが無いので外す際に特に何か操作が必要なわけでは無く、単に反時計回りに回すと外れます。機種によってはアイピースシャッター閉じないと外れない…という仕様もあるようですが。
『Nikon マグニファイングアイピース DK-17M』をバラしておいたところ。単に『DK-17M』のみで使用するのであればバラす必要はなく、接眼目当てを外したDfにそのままねじ込んでお終いなんですけど、今回は『DK-17M』と『DK-19』を合体させて使うのでバラバラにしています。
- カメラボディから反時計回りにまわしてアイピースを外します
- DK-17Mのアイピースゴムとプロテクトリングを外します
- DK-19から固定リングを外します
- DK-17MとDK-19をドッキング、固定リングとプロテクトリングを着けます
- 時計回りでカメラボディに装着します
ええ、すっごく簡単ですね。
はい、完成です。ただ、やはり気になるのはファインダー像のケラレ。ファインダーの四隅がどのぐらいケラレるかというのが問題でして。ということで早速ファインダーを覗いて確認です。
どうしてもダメだなーと思ったら諦めるしかありませんが、幸いなことにわたしの場合は許容範囲かな…という感じです。
厳密にはケラレるというよりは、少し四隅が見辛い感じというか、見落とす可能性があるかな…程度でしょうか。わたしは視力矯正無しなので裸眼ということもあり何とかなりそうな感じです。たぶん、眼鏡使用だと完全に四隅はケラレて見ることが出来ないレベルだと思います。裸眼であればちゃんと四隅に意識を配っておけば見落とさないで済む、みたいな。
あと、5mm〜6mmぐらい出っ張っちゃうのでストラップなどで下げる場合に引っ掛かる可能性はちょっと高くなるかなぁと言ったところでしょうか。と言ってもそれほど気になるレベルではなさそうですが。気になるなら時折、緩んでないか確認する癖をつけておけば良いってことぐらいでしょうかねぇ。
とにかくMFでのピント合わせが格段に楽になるというのは嬉しいことです。ファインダー覗きながらウンウン唸らなくて済むんですもの。
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