正確には2013年までのモノと2014年のモノとに別けて振り返ってみようというお話。あくまでもカメラ自体にスポットを当てて周辺の機材とかレンズは又の機会にということで。
2013年末までに手元に来てたモデルは、
◆ Canon PowerShot S10 (1999年)
1/2インチ 約211万画素CCD(有効約202万画素)
6.3-12.6mm (35mm換算35-70mm) / F2.8 (W) - F4.0 (T)
◆ Canon IXY DIGITAL 600 (2005年)
1/1.8型CCD 総画素数約740万画素
7.7-23.1mm(35mm換算37-111mm) / F2.8(W) - F4.9(T)
◆ Nikon Df (2013年)
36.0×23.9mm(FX)サイズCMOS(1625万画素)
DSLR (レンズ交換式一眼レフレックス)
の3モデル。これまで永いこと銀塩の世界に止まっていて、ニコパチ記念撮影やメモ記録としての写真はコンデジを細々と使っていただけの世界にいきなりフルフレーム機投入という荒技が入った年でもあったわけです。言うならばデジカメ分野の一番下の階層と上の階層が埋ったイメージ。まぁこれで『写真』という限りなく趣味な世界に舞い戻って来てしまった訳なのですが…。
さてお題の2014年なのであります。
◆ Nikon 1 V3 (プレミアムキット)
13.2×8.8mm(CX、1型)サイズCMOS (1839万画素)
ニコン1マウント レンズ交換式
23.6×15.6mm(DX、APS-C)サイズCMOS (1616万画素)
18.5mm(35mm判換算28mm相当) / f/2.8
◆ Leica D-LUX (Panasonic LUMIX DMC-LX100 OEM)
4/3インチ高感度MOSセンサー
総画素数:1680万画素(有効画素数:1280万画素)
ライカ DCバリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.
(35mm判換算24〜75mm相当)
◆ Panasonic LUMIX DMC-LC1 (中古)
2/3型CCD524万画素(有効500万画素)、原色カラーフィルター
ライカDC VARIO-SUMMICRON 7.0~22.5mm / F2.0 ~ 2.4
(35mm換算28~90mm相当)
いやはや、怒濤の一挙4台追加なのでありました。まぁ最初の『ニコワン』においては古いコンデジの置換え…という明確な目的があって順当な流れだったのかもしれません。今年の春から仕事でも近郊部隊から遠方部隊にスイッチしたこともあり、写真を撮って廻る機会が格段に増えたことも拍車を掛けた一因だったりするわけです。そんな中でコンデジサイズでありながら1インチセンサー(従来のコンデジよりも大きいセンサー)を積み尚レンズを交換出来る、という夢のようなシステムに思えた…当時は…のでありました。
そして半年ほどが過ぎ…嘗ては羨望の眼差しの先に見え隠れしていた『クルピクA』にディスコンの噂が立つや価格もついに射程圏内に入ってきたわけです。いやもうね、この辺は完全に自我を見失うレベルの出来事だったわけです。ある意味完全に趣味の世界。別出しで考える分野とでも言いましょうか。
まぁそんなこんなで秋頃より噂の出始めた『Leica D-LUX』です。実のところ…半年も『ニコワン』を使ってきているとやはり物足りない部分というのがいっぱい出てきちゃうわけなのです。そう、センサーサイズが豆粒1インチではやはり表現の限界点というものが低いのでありました。確かに速写性とか拡張性といったシステム的な総合点は高いのですがやはり写りそのものはサイズの大きなセンサーには太刀打ち出来ないものなのであります。そこへマイクロフォーサーズ(M4/3型)を積んだ使い勝手の良さそうなコンデジの登場で一気に『ニコワン』からのリプレイスへと走ってしまったのでありました。
まぁそれでも『ニコワン』の完成度の高さから手放すには到らず、用途によっては高画素機ならではの高画質が得られるのでスポット的な使い方として何とか延命するに到っていたりするのではありますが。
さて最後は完全に出会い頭の事故みたいなものです。『LC1』と言えばCCDセンサー機で明るいライカレンズを積んでいるというのが全てなのですが、嘗てCMOSが苦手と言われたCCDの表現力のメリットとライカレンズの組み合わせでどんなことが出来るのか試してみたかった故の…まぁ『クルピクA』と似た趣味領域の存在なんじゃないかと思ったりしてるわけです。
こうやってみると一気に【最上】-【上】-【中】-【下】-【最下】のレパートリー(センサーサイズ的な立ち位置というニュアンス)の内、【上】以外は全て揃った感があるのですがやはり気になるのは【上】のところ。そうなんです、【上】のところがまだ手つかずで残ってしまっている…というか足りていないのでありました。きっと勘の良い人は分かるんだろうなぁと思いますが、多分ここが2015年の大きなイベントになりそうな気がしてならない2014年晦日の夜なのでありました。
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