8日のうどんの国紀行で金比羅さんを制覇した後、琴平駅からJRで一路丸亀へ。そう、丸亀と言えば丸亀城。日本で12城しか残っていない木造天守の内の一つが丸亀城なのだ。ということでこれは丸亀城を攻めに行かざるを得ないわけでして。
金比羅さんで想像以上に時間(奥社までの往復で3時間以上)と体力(本宮の先の白峰神社までで923段、さらに奥社まで445段の階段を昇る)を浪費した後に丸亀城攻めである。いや、写真で見ると分かるのだが意外や高いところに建っているのだ。そして階段ではなく、とにかく急な傾斜の坂道(『見返りの坂』と言われているらしい。確かに登った先で振り返って下を見ましたわ)である。途中で太もも(膝の上辺り)が痙りそうになりましたです。
フォトギャラリー『香川 - 丸亀城、高松』編。
城そのものは非常に小さくこぢんまりとした(3層)質素な造りで特に見るべきモノは無いのだが、やはり木造ということもあって昔の面影が濃く残っているのが印象深い城です。入城料が200円というリーズナブルなお値段も素敵です。それに中は電灯も無く、今にも雨が降りそうな天気の夕方ときたら薄暗くて電気というものの無い時代そのままの時間を味わえてしまうという城モノなのであります。
それと石垣、これは素晴らしい出来です。下から見ても横から見ても、上から下を覗き込んでも美しいカーブを描いていて完璧な造形美を堪能できます。ここまで綺麗に残っている石垣って意外と少ないんじゃないかなぁと思うんですけどどうなんでしょうね。あ、そう言えばもう桜が咲いていた様な…。
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