IBM DDYS-T18350(18.2GB)

MT君の腸
現在、私のPower Macintosh G3 MT266内部にかなりの手が入っています。SCSI機器の増設、HDD、ビデオカード、USBカードなどです。この中でもHDDに関しては拘っている部分がありまして、ATAではなくSCSI系の速いものという現在ではお目にかかることの少ないものをチョイスしている次第。元々、内蔵の6GBのATA HDDは4,500rpmのちょっと遅い（回転数も転送速度も）ものなのですが、この遅さが何をするにも後々まで響いてくるのが我慢ならないという我が儘と、さらに処理速度（マシンとしての）を追い求める欲望がそうさせるのだったりします。

MTの筐体を開いたところ。
写真左上に見えるHDDが2段重ねマウントされたIBM DDRS-39130とIBM DNES-309170W。見えている方がDDRSで、実際のこの面が下になります。（HDDマウンターには2連のクーリングファン付き、CPUの上側に見える白いものはCPU用クーリングファンの自作導風ファンネル）

サイドカバーを外した状態のみでのショット。

写真中央右側に2段分のHDDがつり下げられる形で固定されているのがわかります。（左上の電源はYosemiteの210W電源）

つい最近までは、Adaptec 2940U2W(PCI card)にIBM DDRS-39130(9.1GB)とIBM DNES-309170W (9.1GB)を繋いで使用しておりました。DDRSは1MB、DNESは2MBのバッファメモリを積んでいます。しばらくの間、DDRSをメインとしてきたのですが、OS Xの導入を契機にDDRSをOS X、DNESを従来のMac OS 9.1（Classic兼）とアプリケーションといった割り当てにしておりました。

終わりと始まり
OS X（4K78)で作業中フリーズすることも多く、その際command+control+電源ボタンで強制再起動をかけることになります。この時もそうでした。何気なく普段のように...マウスもキーボードも受け付けない事を確認し、すかさず例のコンビネーションキーを入れたところ....2度とその HDDから起動することはできませんでした。

option起動によりDNESのOS 9.1から起動し、システムインフォで確認した状態。「ドライブ設定」、「ノートンユーティリティー」、「B's Crew」、はたまた「OS X CD-ROMのディスクユーティリティー」と手持ちのものは全て試したところいずれも認識せず。HDD側のチップがお釈迦になったと判断。

次候補
ということで慌てて次のHDDを探すこととなりました。個人的に店に直接買いに出かける時間が取れないことからまずはSherlock2君に「Ultrastar」で検索をかけていただくことに。意外と出てくるもんです。ヒットしたページを片っ端から見て回り、ブックマーク上のWeb Shopとも比較し、最終的に2店に絞りました。「【楽天市場】ハードディスクの専門店」と「e-TREND イートレンド PC SHOP」の2店です。購入を予定していたHDDはIBM製のUltrasatrシリーズで68ピンのもの。候補としてはDDYSの18.2GBのものと36GBのもので考えており、2店のうち後者では36GBが安く、前者は18.2GBが安かったのですが生憎、後者での36GBは受注発注でしたので時間がかかりそうでして、18.2GBでは若干前者の方が安いこともありこちらで購入することにした次第。

届いた包みを見て感心する。かなり大きな（商品に対してという意味で）段ボールで尚かつ大量のクッション材で保護された状態が上の写真。下の黒いものは普段Lombard君を持ち歩く時に入れているゼロハリ。

そしてまずはご対面。Dec.'00 製のDDYS。Ultrastarシリーズにて定番のMAID BY IBM SINGAPOREでございました。

ラベル
そしてまずはご対面。Ultraシリーズにて定番のMAID BY IBM SINGAPOREでございました。そしていそいそとMT君にお取り付け。ちゃんと認識されるようでございます。

流石はIBM。上の写真はフォーマット前のもの。この後直ぐに初期化、チェックいたしましたところ何の異常もありませんでしたのでしばらくそのまま Runnigさせてシェイクダウンとします。そしてやっぱりフォーマットは純正「ドライブ設定」でございますね、OSをインストールする場合は。

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