どうもこの手の人種はちっとも勉強していないらしい。それなりに成功事例(少子化対策として)はポロポロ出てきてるのに、何処がポイントなのか分かってない。
県によると、4月から、県内のレストランやホテル、スポーツ施設などと協力して〈結婚応援団〉を結成。合コンやお見合いパーティー、スポーツ大会を企画してもらい、その日程や参加方法などを県のホームページ(HP)に登録した男女にメールマガジンで知らせる。新年度の当初予算案にPR費やHP作成費など1700万円を盛り込んだ。 同県の出生率(2002年)は1・21人と全国ワースト3位だけに、担当者は「たくさんのカップルを成立させ、少子化対策の一助にしたい」という。
もぅ、発想が乏しいというか、頭の中がスポンジなんじゃないかと思ってしまいますな。カップリングすれば少子化対策になると思ってる時点でもうアウト。実際に、地方でこの手のカップリング策は嫌というほど目にすることが出来るんだってば。そして目出度くゴールインすると都市部に逃げられる悪循環。早い話が「子育てに入れる環境」と「経済的優遇」が無ければ、左近の「意識だけ」国民皆中流なりきりさんは子供を作りませんのよ。折角、ある意味ご近所さんな某中京方面の某市や、伊豆の付け根の某町なんかの成功事例があるのに、全然参考にしてる風もないですねぇ。
手っ取り早く言えば、税金安くして、子持ちの減免をさらに上乗せ、さらに無償の独自サービスてんこ盛り…といった「金の必要のない」環境が必須。そして環境面では、雇用が盛んで将来の安定性を見込める体力と、交通やインフラ、果ては民間サービスの充実など、無くちゃ話にならない条件はてんこ盛り。ということで結果が見えちゃうので…以下略。
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