先週の記事になっちゃうけど、音楽の配信についてのオリコン社長小池恒右氏の言葉。
音楽配信が、レンタルや中古を駆逐すると仮定すれば、最低でも1000億円のマーケットは形成できるでしょう。ただし、まずは価格がレンタルのレベルに近づく必要があります。1曲100円くらいが1つの目安になりますね。本格的に普及するには、80円くらいまで下がらないとダメじゃないかな。音楽配信であれば、レコード会社には7割以上リターンがありますから、この程度の価格でも、レンタルの代替と考えれば反対する理由はないはずです。
もうちょっと踏み込んで欲しかったというのが読んだ感想。ミュージシャン、作曲家、レーベル会社、販売店…と、対価を得るのに何の疑問も無いところはひとまず置いておいて、消費者とこれらの間に何も生産していないのに金だけは巻き上げる中間組織が無意味に存在しているはずなんだが。こういうのをサックリと排除してしまえばもの凄く安価に流通させることができると思うんだけどねぇ。何もこの中間の無意味な部分がやらなくても、レーベルさんがキチンと分配してくれれば問題無いわけで。他人の作品に対して後から第三者が勝手な権利を付加するから話がややこしくなる。というか、それ自体を利潤の目的にしてるからおかしな話だ。さっさと潰してしまえ、と言えばいいのに。
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