日付が変わるちょっと前になんとか形だけ整えて提出して解放。家に帰ってくるとやっぱり午前様だったりするのが悲しいところ。ということで今夜から出かける予定も朝に変更したことだし、思いつきでとっとと書いちゃいましょうか。
前置きが長くなっちゃったけど、これから書こうとしてることは単純で誰にでも分る簡単な話。えぇ、先のポストで敢えなくループに入っちゃって自爆しちゃったやつのリベンジみたいなものかしら。ということで視点を変えてタイトル通りの「レイヤーとベクトル」が違うから…というのを解にしておこうと思ったのね。物事が進んでいくためには「ビジョン」があって、次に「ターゲット」がある。そして最下層に「アクション」があるんだけど、そう、ちょうどビジョンをトップにしたピラミッド構成。このビジョンが違うということは即ちベクトルが違うってことなんだけど、ピラミッドを縦に置いたり横向きにしてみたりすると当然、底辺からビジョンの位置にある頂点へ向かう方向が異なってくる。これがベクトル。当然進むべき方向が違うのだから、途中、そう、中間にある「ターゲット」異なるよね。ターゲットが異なると其処に至る為の手段となる「アクション」が違うものになる。Googleさんは当然ながら川下から発想が出ている訳で、「利用者が目的を実現する」というビジョンに向かって技術を惜しげもなく披露するから「利用者に優しい」作りになるということ。これに反してはてなさんは「技術を使って貰いたくて表に出している」から「利用者に優しくない」作りにならざるを得ない。これは視点の違いであって、利用者の目から見た視点と技術者の目から見た視点が必ずしも一致していないことを顕している。すなわち生息しているレイヤーが違うのね。技術者にとって普遍的な内容が世間一般では全然普遍でなくて特殊だということに技術者が気付いていないというのが実情でしょう。自分の住んでるところが一般的だと思ってるみたいだけど実は極々限られた狭い世界のそれも極一部でしかなかったりすることはよくあることなんだろうね。簡単に書いちゃうと「傲り」とも言うのかな。
ここまではちょっとNegativeな表現になっちゃったけど、別にそれが悪いということではないのね。はてなさんはその技術を何処かに売ることを考えていて、やはりその技術が全面に出る必要があってのこと。対してGoogleさんはそのシェアに対してさらに外部から収益を求めるというビジネスモデルの違いが存在する。即ちこの辺がビジョンとかベクトルの違いとなってる訳で、どちらが正しいとかそういった比較はナンセンスなんだろうなぁと思うのでありました。
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