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デジタル写真とRawデータとソフトとか

新年あけましておめでとうございます。

恥ずかしながら…というか、デジカメ写真はこれまでも長いこと扱ってきてはいるものの、Rawデータなるフォーマット?な代物はまったく無縁な時代が永く続いておりまして、Dfを手にしてから初めてデジタル写真の『現像』なる手続きに取りかかってみた訳ですがどうもさっぱりというか、まぁよくわからないのであります。

そもそも写真の出だしが銀塩フィルムなもんで、『現像』と言えばフィルムの薬剤を感光させた通りに発色させ定着させる作業な訳で、そこから紙媒体に出力(デジカメならモニタに映し出す)する行程は『焼き」ですが、デジカメでは何故かフィルムで言うところの『焼き』段階(ファイル出力)のことを『現像』と言うみたいです。そもそも、カメラに記録された時点で写真の出来はほぼ決まっていて、銀塩でも焼きの段階で覆い焼きとか色々まぁそれは様々なテクニックがあったりとか表現の幅はあったりしたものですが、デジカメの場合は撮影時はさほど露出や色気的なものは後からデータ上でいくらでも好きな様に触れてしまう…みたいな風潮なんですね。

銀塩の場合だと撮る段階でどれだけイメージに近づけるか…みたいな世界でしたが、デジタルだと適当に撮って後からどれだけ嘘作れるか?みたいな世界に感じてしまうとでも言いましょうか。銀塩の『撮る時点での真剣勝負!』みたいな世界観から比べるとデジタルって『単に素材調達』して後は机の上でね、みたいな世界観にどうしてもなっちゃいます。

まぁそれはさておき、デジカメ写真の『現像』です。これまで全く予備知識が無いところにいきなり最先端のそれも最高峰のデジカメデータが入ってくることになった訳です。だもんで少し色々と調べてみたりした訳ですね。巷ではどうやらAdobe社さんのLIGHTROOMなるものがいいよ!って声が溢れている様なので取りあえず購入(amazonで現行Verの5)してMacに突っ込んでみました。まぁこの辺は実は一悶着というか、お決まりのOSのバージョンによる動作制限とか色々あったりした訳で、色々と苦労しちゃった部分もあったりするわけです。

デスクトップであるMac ProはEary2008で実は未だにSnow Leopardな訳です。まぁこれはCSが4で止まって(お布施をここで止めてしまった)て上げようが無い、というお財布的な都合だったりするんですが、スノレパだとLIGHTROOMの5はインストールすらさせて貰えない(後日、パッケージのインストーラーを直接叩けばインストールまでは出来ることを発見)訳です。もちろん、無理にインストールしても起動しない…という罠が待っていたりするんですが、そこはそこ、前バージョン(アップデータ等)の4を入れればひとまず使える様にはなってしまうということのようです。そんなこんなでちょっと出だしでゴタゴタしましたが取りあえずは現像環境的には揃ったというか、何とかなるようにはなりました。(5はMac BookAirのMavericks機の方へ突っ込んじゃいましたが…)

 

 

LIGHTROOM環境が出来たので早速…と思って撮影データを開こうと思ったら何故か開けないんです。さぁ困りました。LIGHTROOMのサイトを良く読んでみるとどうやらニコンの吐き出すxxx.NEFという型式のRawデータに対応してません。困りました。が、です、調べてみるとこのxxx.NEFファイルもRawデータの汎用フォーマットであるxxx.DNG型式に変換出来る様で、Adobe社さんのDNG Converter(無償)を使えば簡単に処理が出来ることが判りました。ということで早速、このDNG Converterもインストールです。よくわかりませんが変換したいxxx.NEFファイルのあるディレクトリを指定するとxxx.DNGファイルをワンクリックで生成してくれます。めでたしめでたしです。

ということで無事、LIGHTROOMでxxx.DNGファイルを開いたところがこれ。

Lightroom4

左側ペインのライブラリ関係や履歴といったところは割愛して主に右側ペインのところが主に表現、というか造り込みで操作する部分。まぁ悪く言えば偽造するツール部分とでも言いましょうか。この辺の機能については古くからのPhotshopの『イメージ → 各種補正』に通じるものがあるので何となく感覚的に操作していけば大凡、イメージに近いモノは作り込める様になっているんですね。あと、下側ペインにライブラリが並んでセレクトしやすいとか、Exif情報も修正・削除が容易だったりとか、痒いところに手が届いていたりと良く出来ているという印象があります。言うなればオールインワンソフト、と言ったところでしょうか。

でもって実は話に続きがありまして、先のDNG Converterを入れる前に読み込めないのはCamera Raw(ソフトウェアアップデートでも良く見かけた名前だし…)が入ってないからじゃ…と勝手に思い込んで(根本的な役割を認識していなかった)突っ込んでいたCamera Rawについてのお話です。

実は先のxxx.DNGファイルをファインダー上でダブルクリックするとPhotshop CS4で開けることを発見。それがこれ。

Camera Raw

実際にはPhotshop上のCamera Rawフィルターで開いている扱い(になるのかな?)の様で、Photshop的な操作というよりも先のLIGHTROOMの右側ペインの機能だけを抜き出してきた様なもの(UI的には整理されていてこちらの方が好みだったりしますが…)なのでしょうか。表現(偽造)に関する機能としてはメニュー的な呼び名が若干異なるだけでほぼ一緒。操作もスライダーを横に動かしていくだけの同じ作りです。

恐らくですが、開いているRawデータに対して表現出来ることはどちらも変わらず、その違いはライブラリとしての膨大なデータ管理機能とExif情報の操作機能の有無の差だけの様な気がします。膨大なデータから対象をセレクト・比較・管理したりExif情報を操作するならLIGHTROOM、既に対象のRawデータが決まっていてじっくり1枚の造り込みを狙うならPhotshopのCamera Rawフィルタと使い分けるのが賢い使い方なのかもしれないと思うのでありました。

上の画面キャプチャを見てもわかる通りPhotshopのCamera Rawフィルタの方が画面に集中出来るというか、逆にLIGHTROOMの方が多機能なため肝心の画像部分が狭く操作部がゴチャゴチャして操作しにくいというか…。ということでこの辺は人それぞれ好みというかやりやすい方法で処理していけばよいのではないかと思っています。

あと、ニコン謹製のCapture NX 2というソフトも試してみたいなぁと思うのでありました。様々な機能のコントロールポイントという概念がもの凄く便利そうというか。見る限り部分的な加色というか、表現の変更がもの凄く楽チンそうな気がします。

あぁ、こんなことやってると折角撮影に出かける時間を増やしてもデスクで座りっぱなしになる時間が増えそうでコワイですね。

 

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このページは、たくが2014年1月 1日 21:01に書いた覚え書きです。

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