先日チョロッと触れた『Capture NX-D』の件。コントロールポイント機能が無くなってありきたりな現像ソフトになっちゃいそうだということで慌ててLRに『Google Nik Collection』突っ込んでみたりとか、カメラ付属で付いてきた『View NX 2』であれこれ試してみたりとか、まぁ色々試したりなんかした週末だった訳ですが結局、アマゾンあたりでポチッと『Capture NX 2』を買っちゃったりした訳です。
カメラ側での撮影時における設定の復元という視点では『View NX 2』も『Capture NX 2』も変わらないのでオマケの方の『View NX 2』で十分事足りるのですが、そこから一歩踏み込んで色調やらなんやら触りたくなった時にどうしても『Capture NX 2』の方がいいな、と思えるんです。ただその辺なら『LR』でも出来るでしょ?となるのですが、RAWデータに記録されたカメラ側のピクチャーコントロール設定はやはりニコン謹製ソフトでないと再現・変更出来ないというか。なのでやっぱり『View NX 2』か『Capture NX 2』が必要になってしまう訳で。
ということで『Capture NX 2』のコントロールポイントで遊ぶの図。
画面の構成自体は『View NX 2』や『LR』と異なりファイル管理的な要素が別ウィンドウになっていて、というかこの画像の表示ウィンドウ自体が単独っぽい作りで画像自体を大きく表示しながら作業に没頭できる構成。機能的には『View NX 2』にコントロールポイントを含む細かい調整機能を持たせた程度で、総合的なカラーコントロールという意味では『LR』の方が幅が広い気がします。
ただ、やはりコントロールポイントでの色操作はあまりにも簡単、かつ早いのは特筆べき点なのかもしれません。
でもって元画像との比較機能。
これだけの変更が僅か数秒で終わってしまうお手軽さ…。左側が元画像、右が調整後。快晴で白く飛んだ空ですらあっという間に青空に変身…なんてことも朝飯前。これはなかなか重宝しそうです。
と、ここまで良いことばかり書きましたが『View NX 2』と『Capture NX 2』双方に無い機能が『LR』に実はありまして…。そう、パースというか、広角レンズを使用した時の煽り操作に似たソフトウェア上での煽り操作が『LR』でしかできない訳でして。まぁほとんどの写真ではここまでで事足りるのですが一部ではやはりこの先別ファイルに書き出し、DNGコンバーターで変換した後『LR』で構図調整…という流れになりそうな気がしてます。
本当のことを言えば、『LR』にニコンのピクチャーコントロール設定(プリセットとか)を組込み、『Google Nik Collection』を突っ込んでおけばほぼ完璧、ということになりそうなのですがそこはそれぞれ会社が別々なのであまり期待するだけ無駄な希望って話になっちゃいそうです。でも実現しないかなぁ…。アドビさん、お願いしますよぅ。
コメントする