いよいよこの週末あたりがサクラの見納め(南関東という括りで…)っぽいのでレンズを2本だけ抱えてDfと共に出撃です。気合いを入れて出かけるというよりは家の近所を歩き回る、というだけのことですが。
AI NIKKOR 50mm f/1.2S 恐らくこのあたりでは最後の満開。ハイキーに飛ばして細かいディテールを消し去り、美しい世界だけを切り取ってくる。 |
AI NIKKOR 35mm f/1.4S ニセアカシアの新緑が目映いばかりに広がる。もはやサクラの時代は終わったのだよ、と告げる緑の鮮やかさ。 |
AI NIKKOR 35mm f/1.4S 眩しい太陽を正面にして逆光から。天を覆うばかりのピンク色を落ち着いた色に落とし込む。 |
AI NIKKOR 50mm f/1.2S 開放でハイキーに飛ばして見たくないものを見ないという選択。白いモヤッとした世界をこれでもか、と誇張する。 |
AI NIKKOR 50mm f/1.2S もうシーズンは終わりだ、と告げる葉桜にグッと寄ってみる。開放で世界を歪めあくまでも中心に座ろうとするサクラの花を強調。 |
AI NIKKOR 50mm f/1.2S 最後に花だけに限界まで寄ってみる。開放で周囲を一瞬のうちに消し去り、美しいモノだけを取り出す世界。 |
今日持ち出したレンズは『AI NIKKOR 50mm f/1.2S』と『AI NIKKOR 35mm f/1.4S』の2本で両者とも開放F値の明るいモノばかり。パンフォーカスで現実を写してしまうと見たくないものまでキレイに入ってしまう。開放付近でバンバン飛ばして欲しい物だけを取り出してくるには明るいレンズは重宝する。まぁボカせば良いってものじゃ分かってはいるんだけど、こうでもしないと画にならないということもあるということで。
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