昨日セットアップしたNikon 1 V3 + Carl Zeiss Biogon 2,8/28で試写してきました。お題は近所の神社さん。
Nikon 1 V3 + Carl Zeiss Biogon 2,8/28、ISO200、SS 1/1000、f/2.8。
撮って出しでこの描写。うん、なかなか悪くない、というより、(・∀・)イイ!!
解像感バッチリだし背景のボケもかなりキレイなんじゃないかと思う。ただやはりピント合わせが大変。背面の液晶かEVFで目を凝らして何となくピントの山を掴もうと努力するんだけど、老眼+液晶の取り合わせがなかなか簡単にいかせてくれない。ホント、時間のある時にしか出来ないスタイル。
Nikon 1 V3 + Carl Zeiss Biogon 2,8/28、ISO200、SS 1/640、f/2.8。
何かの石碑に刻まれた名前。そして鏡面に磨かれた碑に写り込む本殿。こういった社殿のたまには面白い。
Nikon 1 V3 + Carl Zeiss Biogon 2,8/28、ISO200、SS 1/800、f/2.8。
狛犬ごしに見た社殿。流石に開放とは言え、f/2.8なので背景もボケボケにはならない。キチンと何かが認識出来るレベルで収まりながらもなだらかなボケ感が気持ちよい。決して破綻しないあたりがCarl ZeissのCarl Zeissたる所以なのだろう。
Nikon 1 V3 + Carl Zeiss Biogon 2,8/28、ISO200、SS 1/500、f/2.8。
社殿に掛かる金色の『諏訪神社』の標。金色が金色としてキチンと再現され、鈴の青錆が生々しく見える。そして何よりも屋根裏の暗く沈んでいるところが真っ黒に潰れるでなく、木材の質感を保ちながら静かに、キレイなグラデーションを描きながら続いていく。そして素晴らしい描写を残しながらも1枚の画としてもの凄く柔らかい空気を感じることが出来る。
Nikon 1 V3 + Carl Zeiss Biogon 2,8/28、ISO200、SS 1/1000、f/2.8。
神社とくれば毎度お馴染みの手水舎である。恐らくは青銅製の龍とそこからこぼれる水の質感がよく写っている様に思う。近距離で狙うと想像以上に締った写真になるのは驚きだ。ここまでシャープに出て来るのはひたすら凄いのではないかと思う。
ここまで全て手持ち、マニュアルモード、絞りf/2.8開放での撮影。そして画像は全てV3の撮って出し(最後の手水舎のみ縦横変換でCS4PS使用)でソフト上では未加工。撮る際に露出を外さず、手ぶれさえ気をつけていれば全てが画になるという恐ろしさ。誠にコワイとしか言いようのないレンズな様に思う。だけど撮っててやっぱり楽しいのだ。好みの絞りを考え露出を考えながらカメラでセットして、構えてからも構図を探りながらピントを左手で探る…何とも贅沢な時間なのだろうか。
コメントする