金曜日に仕事で訪れていたのは大阪・摂津。朝の仕事明けから最寄りの駅までバスで移動する。そう、それが寝屋川駅なのだ。摂津から見ると淀川を挟んで反対側なのだが、あまり地勢的に詳しくは無いところなのでバスの既定路線に任せるのが迷子にならない秘訣ということで。
Nikon 1 V3 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
寝屋川駅というのは京阪本線の駅で、実はわたしの記憶の中では京阪線というのはまだ乗ったことが無いのでイマイチ何処をどう走っている路線なのかよくわかっていない。まぁそれはさておき、駅の真ん前に小さな河、というか水路なのだろうかが流れている。写真の通りなのだ。それでもって親水公園化されている。街のど真ん中が緑と水で覆われているというのはもの凄く心地よい。普通、駅の周辺というのはギスギスしがちな空気が漂うところが多いので、こういった自然で満たされるとそのギスギスした空気も気持ち和らぐ気がしなくもない。
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取りあえず水にちかいところまで降りてみる。きちんと護岸が整備され、人の造りし公園なのだが緑が多いせいか造り物に多く見られる不自然さがあまり感じられないのは素晴らしい。このあたりは設計者とか、構想を練った人のセンスや実力に左右されるポイントなのだろうけど、かなりバランス良く出来てるなぁと思うのでありました。実際、水草が大量に流れの中で揺らぐ様は見ていて気持ちが良いのですよ。
Nikon 1 V3 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
そして耳を澄ませば…というか、そんなことしなくても大音量で蝉の音が聞こえてくる。とにかく大ボリュームでそれこそ大量の蝉の声が大暴れなのだ。とにかく木という木でジジジジジジジなのである。人が近づいても逃げる素振りも無くお構いなしにジジジジジジジなのである。そしてこいつらは本当にデカイ。流石、蝉の中では最大級の大きさを誇るクマゼミさんなのだ。アブラゼミを少し大きくして羽根を透明にしたような姿。関東ではあまりお目に掛からないのだが大阪ではよく見かける。そう言えば父方の実家(池田)でもよく見たっけなぁ。
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京阪線はこんな感じの電車が走っている。京阪神方面の私鉄は一種、独特の雰囲気がある気がする。たぶん、カラーリングに由来するものなんだろうけど、関東に多い白地に各社色のラインという組合わせではなく、ベタで個性豊かな色で塗られているイメージなのだ。それも独特の色の組合わせだったり、原色からは程遠いカラーだったり。
それはさておき、この後は京都方面へ向かうことにしたのだ。行き先(出町柳が何処なのかも実は知らなかった)もよく分からないけど枚方(寝屋川より北に位置する)方面へ行く電車に乗れば京都方面だよね、というよく分からない理論で来た電車に乗る。都市部の電車なのでこういったアバウトな感覚で乗ってしまっても後々困ることはほとんど無いのが助かるのだ。
電車に乗ってからもiPhone 5sのグーグルマップで出町柳という駅を探してみるのだがよく分からない。そして出町柳が何処かが分かったのは電車が伏見稲荷のあたりに来てから。あぁ、そうか!以前出張で宇治に行った際にまわった伏見稲荷大社でJR稲荷駅(その時はJRを利用していた)の隣にあったのがこの京阪線だったのか…と今更ながらに気付く。そうそう、出町柳は加茂川と高野川が合流するあたり、京都御所のチョイ上、下鴨の少し下あたりということに気付いたのでございました。なので取りあえずそこまで行ってみることに。
でもって続きは次のポストに。
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