今朝仕事で訪れていた水戸は偕楽園。これまで何度か水戸は行っているものの、週末金曜に当たることが無かったため見送ってきた偕楽園へ脚を伸ばしてみる。
Nikon 1 V3 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
偕楽園と言えばやはり『梅』なのだが、梅雨が明けて猛暑日となった夏には当然ながら梅の花はなく、そして千波湖湖岸の桜もまた当然花は無い。じゃぁナニがあるのよ!?ってなもんで取りあえず歩を進めるしか無いわけでして、千波湖のほとりをのんびりと湖面を眺めながら歩くしかやることがないというか…。
Nikon 1 V3 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
しかし湖とは言っても直ぐ横を流れるさくら川との合わせ技的な遊水池みたいな代物で、所謂観光地的な白樺湖や山中湖といった類の湖とは些か趣が異なるのだ。その代わり、周囲に整備された遊歩道と湖面との差がほとんど無く近いのである。要は水位の変動が全く無いということなんだろうけど。
Nikon 1 V3 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
それにしても何なんだ、この色は。それこそ緑色の絵の具を流しているかのような緑なのだ。正体は大量に発生している『アオコ』。それでいて例によってアンモニア臭がもの凄いのだ。そう、水洗じゃない方のトイレのあの感じなのだ。
Nikon 1 V3 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
湖面のそこら中で繰り広げられるトンボの求愛飛行と交尾。Nikon 1 V3ならではの速写性に期待しながらノーファインダーで何枚かシャッターを切った内の1枚。流石にターゲットが小さいだけにピントが来る確率は約半分。まぁお遊びということで。
Nikon 1 V3 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
千波湖でよく見かけるのがこのコクチョウの親子。白じゃなくて黒だからハクチョウではなくコクチョウなのか。このコクチョウ、どうやらつがいで行動を共にし子供の面倒をよく見ているのだ。他のつがいとその子供にあってもかなり大きくなるまで子供と一緒に行動している。
Nikon 1 V3 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
それにしてもこのコクチョウの親鳥はアオコに覆われたこの湖面に何を思うのだろう…。水戸市自体はあれこれ手を付けているみたいだけど、その効果はあまり見られない気がするのは気のせいだろうか。
Nikon 1 V3 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
こうやって見ると、やっぱり尋常じゃないと思ってしまうんですよねぇ。滞留しない様に一生懸命攪拌してみたり、オゾンを照射したりと小手先で何とかなるレベルじゃない様な…。継続的な清流の導水と大規模な濾過装置の稼働、これぐらいさっさとやらないとどうにもならないというか。そもそも富栄養化の根本的な原因の特定と排除が全くされていない様に感じるのは何なんでしょうか…。
当初、偕楽園、偕楽園と騒いでいた割には千波湖周辺で終わっちゃった今回の水戸編。出来ることならば梅の季節に是非ともリベンジしたいところです。
コメントする