本日は岩手県南部、江刺でした。平泉のちょっと先、北上の少し手前。行政区で言うとどうやら奥州市というらしいのですが、平成の大合併でもしたのでしょうか。旧市町が区になっていたのには驚きましたが。
Nikon 1 V3 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
でもって東北新幹線の水沢江刺駅。なんか他の新幹線の駅と違って小洒落てます。赤いレンが風の景観で俗によく見るホームの車両が窓越しに見えるアレとは全然違った造りだったりするわけです。
よく見ると中央に何やら石碑が…。
この駅は 南いわての
新たな発展を願い
住民の熱意と協力により
建設されたものである昭和60年3月14日
とある。
そうか、そうなのだ。南部鉄の産地であるこの地の表玄関として当初の計画にには無かったものの地域の要望により設けられた駅だったのか。この地の人々の夢と希望がそのまま南部鉄の街としてのイメージを写すように具現化していたのだ。
設けられてから20年に満たない駅ではあるが、朝から駅の利用者もそこそこいたのでそれなりに地域に貢献しているのであろう。何より、JRお仕着せの固いイメージのある駅ではなく、住民の手作り感のある駅というのがいい。この地の人々の顔が見えるというか、そんな暖かみのある駅だった。
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