ということで欲を出してオリンパスさんのテレコンバージョンレンズなるものに手を出してしまいましてですね、まぁ上手く使えるものなのか半信半疑でしたので新品とはいかずヤフオクあたりで手頃なお値段のものを探してきてゲットしてみたわけです。
もちろん、使いたかったのはクルピク A君なんですけど、元が28mm相当の単焦点ということでかなり広角気味なこともあり、出来ればもうちょっと標準域(50mm相当付近)の画角が使えると表現の幅が広がりそうだなぁ…というまぁ至極当然の成り行きみたいなものでして。
ただ、この手のコンバージョンレンズの口径が小さいと明らかに四隅がケラレそうな感じなわけです。そこでできるだけレンズ先端へのネジ込み口径が大きそうなもの、かつコンバージョンレンズ自体の全長が短そうなものを物色するとTCON-14Bという何となく良さ気なものが登場したわけです。一応、公称的には1.4倍計算になるのだとか。それにこの手のコンバージョンレンズって実はOLYMPUSさんのモノが割と優秀…という噂もチラホラとネット上では見かけるのでエイヤっとばかりに逝ってしまった訳であります。
ちなみにクルピク A君のフィルタネジ径は46mm、このTCON-14Bのカメラ側ネジ径が62mmとかなり大きめであります。このネジ径の差は所謂ステップアップリングというネジ径変換アダプターみたいなものを挟んで対処すれば良い訳で、まぁこの辺は問題無しなわけです。
でもって実際に取付けてカメラ側の電源を入れてみると…
COOLPIX A + OLYMPUS TCON-14B
いやはや、全然ダメでございました。四隅がケラレるどころか顕微鏡写真になってしまってます。オマケに近距離だとAFが迷いまくるので必然とマニュアルでのピント合わせになります。ただ遠景だとAFでもちゃんと?ピントは拾えてるみたいなのでテレスコ風写真で良ければまぁ使えるかもしれません。
ただ、ただ、如何せんもの凄く重たいのが欠点だったりします。このTCON-14B単体だけでも1kg近くありそうな感じです。お気軽に持ち歩けるレベルじゃなかったというのが大きな誤算ではありました。ということで当面、使い道は無さそうなんですが、将来思わぬところで使い道が出て来ることもあるので文鎮代わりに取っておくことにします。
今後はもうちょっと趣向を変えて大口径、超薄の0.7倍とかのワイドコンバージョンを物色してみることにします。全長が極端に短ければある程度の口径さえ確保できればケラレないハズ…なんだよなぁとかまぁ懲りてないんですな。若しかするとテレ系も超薄ならケラレないかも…とか更に欲を出しそうな雰囲気ではありますが気長に楽しんで行こうかと思ってたりする今日この頃なのでありました。
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