本日は岡崎だったのでそのまんま岡崎城へ侵攻。鉄筋コンクリート造5階建のちょい小ぶりなお城でございました。あの徳川家康が生まれたところ…というキャッチーなフレーズに幾分ばかりか期待したものの、他国の例に漏れずあらゆるものが復刻版で石垣ですらボロンボロンだったのを何とか手を入れて見られる様にしたという…。
そんな訳で2階から4階までが所謂資料館。最上階の5階が展望台というまぁありがちなパターンだったわけです。収蔵されている品々もそれなりに見応えあるものでしたし、よく整理されているなぁとは思うのでありました。まぁ余所様との差別化という点では全く差異は見られず、ご当地モノがいっぱい残っているという観点では及第点。
ちょっと気になったのは、この城の周りが岡崎城公園として整備されているのだが当時のレイアウトや建造物の配置を少々無視してデフォルメされた構造物が散らばるようにして配置されているのがちょっと気になるところ。資料館内で当時の城郭をモデル化したものが展示されているだけに、現代のそれが大きく乖離してしまっているのが残念でならないのでありました。
ちなみに今年で岡崎市は市制100年ということらしいので家康そっちのけで記念行事の方が忙しいらしい雰囲気でございました。何となくだけど、家康なんてココで生まれたかもしれないけどすぐ余所行っちゃったし、ジモティーじゃないよね…的な扱いなんじゃないかと思えてきちゃったというか。簡潔に言っちゃえば「本気では観光に力入ってませーん」という空気が漂ってる様な…。いいのか?それで。
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