昨日は島根は松江に行っておりました。ということで松江と言えばやはり松江城でしょう。とにかくイの一で松江城に乗り込みます。そう言えば松江と言えば10年くらい前、出雲で流鏑馬やった時にちょろっと見た記憶があるのですが、過去を探して見るとありました、ありました。この時は武家屋敷側というか、小泉八雲旧宅側(大手に対し裏みたいなものですか)から見て廻りダンゴを頬張って上がったんでしたっけ。
今回はJR松江駅からのアプローチなので真っ先に駅ロータリーにある観光案内所へ駆け込み、観光マップをもらい周遊観光バス『レイクライン』の話をチョロッと聞いてバス停へ。この『レイクライン』は松江市内の所謂観光ポイントを一筆書きよろしくグルッと回ってくれて1回200円。1日乗車券(何度でも乗り降り可能)だと500円なので複数のポイントを動き回るにはこちらが断然お得なのであります。
今回は松江城大手前(正面ですな)からアプローチ。
いやはや、圧巻です。11年前も書いてましたが見かけはコンパクトに見えるのに中は結構広いんです。それに視覚上5層なんだけど石垣部分が1層あるので事実上6層建築なのだとか。そして全国に12城ある現存天守の内の一つがこの松江城。柱や梁なども古いが太くて立派な木材がふんだんに使われていてスゲーなのでありました。
ただ、この松江城では太く見える柱も割と合わせ型になっているものが多くみられ、完全な一本ものの極太柱は数えるほどしか使われていない様です。流石に太く長いものはそうそうは数を集められないということなのでしょうか。
そんなこんなで松江城を堪能し、お決まりの武家屋敷と小泉八雲邸やらを見て廻ります。松江城と武家屋敷、小泉邸をセットにした観覧券というものがちょっとお得。時間に余裕があって見に行く予定があるなら最初からセットが良いでしょう。
その後は武家屋敷並びの八雲庵(そば屋)でお昼。ここのテンプラ割子ソバが美味でございました。割子ソバについての説明は割愛。出雲ソバとかも言われてますがかなり美味しいです。
お腹が満たされたところでレイクラインに乗って少し移動。月照寺へ行くことにします。えーっと、ここ人気無いんですかね?バスから1人も降りなかったし、月照寺に入っても誰もいないという…。ところがこのお寺、いや、凄いところですよ。お寺なんだけど神社的というか…結界パリパリです。ここまでピーン!と研ぎすさまれた空気は他では伊勢神宮しか思い当たりませぬ。まぁそれぐらい凄い所だということで。
その後はまたレイクラインで県立の美術館へ。あわよくばここから宍道湖の夕陽を…と思っていたのですが、生憎午後からは天気が下り坂。小雨まで降ってくる始末で早々に退散。というか、ソファで少しお昼寝してたので早々でもないか。ということでまた機会があれば宍道湖の夕陽を眺めてみたいな、と思いながら帰途につくのでありました。
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