春である。自宅から近所に借りている駐車場へ向かう折、これから入学式へ向かうであろう親子がゾロゾロと歩いていたのだが、思う所あってちょこっと書いておこう。
その前にちょっとだけ。前出の入学式、これが来てやっと春という感覚になる。何でだろうなぁ…と思うのだが、こればっかりは周りで毎年繰り返される風物詩なのできっと身体のどこかに視覚的な何かと共にすり込まれているのであろう。そして満開のサクラの木の下で記念撮影をする。ここまでがセットなんだと思うのでありました。
でもって話が戻り、件の親子の会話である。「ここを曲がるんだよ?」「ちゃんと道、覚えた?」なのだ。はぁ?今頃教えてるのかよ…。件のパパさんは嬉しそうに喋っているのだが、肝心の娘さんはパパさんのちょっと後ろをチョロチョロしててパパの声なんて聞いてないのである。まぁたぶん、きっと、明日は迷子だな…とか、割とクルマが頻繁に通るのに「端を歩きなさい」とか、「角では必ず止まってクルマや自転車が来てないか確認しなさい」とは教えていないことにさらにビックリである。
こうやって地図の読めない人や交通教育を受けられなかった可哀想な子供達が量産されていくのである。ゆとり親、恐るべし!なのである。
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