13日の月曜は高松なのでありました。前回高松に来た際は金比羅さんへ登って丸亀を攻め、高松に戻ってくるというアクティブな展開だったため、高松市内を全く見ることが出来なくなるという罠にはまったので今回は最初から高松市内攻めなのだ。
そんなワケでいの一番に高松城跡である。JR高松駅から徒歩3分。琴電高松築港駅から徒歩0分というまぁ市内のど真ん中というか隣。残念ながら天守は今後の再建に向けて…な状態なのだが、立派な櫓は数点残っているのでよしとしよう。今でこそ月見櫓と呼ばれている櫓は元は着見櫓っぽいのだが…。何故ならこの高松城、日本では数少ない海城なのだ。堀には海水が引き入れられ、直接海と繋がっていて当時は石垣も瀬戸内海の海面に直接面していたのだという。海を渡ってくる船が着くのを見張るから着見、読みが転じて月見なのである。
それと桜馬場なるものがあって桜がいっぱい咲いていたのだがシーズン的にはちょっと終わっていたのが心残り。訪れたのが13日で実は12日までが夜間ライトアップのある所謂サクラ祭期間。う〜ん、微妙に出遅れてます。
でもってお次は栗林(りつりん)公園である。前回は高松に戻ってくるのが日が暮れた頃合いだったのでとっくに閉園時間を過ぎていて苦虫だったので、今回は真っ昼間というか午前中から侵攻なのだ。特に花が咲いているわけでもなく(時期的なものだ)何か特別なものがそこにあるわけでもないのだがよく出来た庭園なのである。でもって途中で気付いたのだが、どうやら造りというか構成というか、何処かで見たような…イメージが。そう、実は岡山は後楽園とそっくりさんなのである。日本三大庭園にひけをとらない…ってキャッチーな言葉があるらしいんだけど、そりゃぁ後楽園を模してれば並ぶに近い感じにもなりますよねぇとか思うのでありました。
そうそう、こちらの栗林公園は今のところ海を挟んだ隣の国からの団体さんがほとんど来てないのが良いところ。後楽園にせよ兼六園にせよ、ミミズと漢字だけの大声と共に団体が大騒ぎしてる図を見に行くぐらいならこちらで風情を感じていた方が遙かにマシだと思えるのかもしれませぬ。ある意味、穴場なのでありました。
とまぁ、あとはうどんを昼と夜頂いて帰途につくのでありました…というようなことを今日、大阪から帰ってきてから書いてるのであります。
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