17日金曜は兵庫は三木でございました。と、なると足は自然と姫路へ向かってしまうワケでして。たしか3月27日にグランドオープン(平成の大改修後の大天守公開)だったハズなので、チャンスとあらば駆けつけるのが城攻めのキホン…なのだがその2日前に大阪へ行っていた時は華麗にスルーしてたという大失態もあるのでまぁキホンはキホンだけど未必なのだよ、と言い訳は書いておくことにする。
ちなみに大阪にいながら知らずにスルーして逃してしまった千載一遇のチャンスは、
まぁこの日は曇ってたしー。
それはさておき17日は朝こそ小雨が降ったものの、姫路に到着した9時半ころにはご覧の通りの快晴。
やはり「真っ白な城には真っ青な雲一つ無い空が似合うのだよ」…と自分をなだめつつワンカット。周囲のサクラは流石にほとんど跡形だけになっちゃってるけどちょっとだけ色気が残ってて少し混ぜてみる。
頑張って朝駆けした甲斐あってか、大天守へ登るにも割合スムーズに進む。これが週末や休日だと最悪で数時間待ちの大行列になるのだとか。流石、国宝である。
大天守は一方通行の一筆書きルートが作られていて、そこからはみ出してフラフラ好き勝手に見に行ける感じではなさそうなのだ。たぶん、半年から1年くらいはこんな感じでダラダラと階段を昇って降りてくるだけのイベントになってる気がする。実際、中に何があるのか?と聞かれれば実は何も無い…というのが正解なのだが、そこは国宝となる総木造6層(+地下1層)建築、それも当時の部材が未だ現役で使用されているのだがらあちこち虱潰しに見てみたい衝動に駆られるのだが、それは皆が飽きて空くまで待たなければならないのかもしれませぬ。
で、肝心の大天守ペントハウスである。
姫路城観覧料金(のみ)で1,000円(グランドオープン前は400円だったから大幅な値上げだ!)というお布施を払い、大天守観覧整理券なるものを貰って(貰っておかないと天守の真下でお帰り下さい、になってしまう)いざ登城開始なのだ。そして決まったルートを行列に従い昇ると…ん?そこには 最後の料金徴収システム 神様と賽銭箱が…。あとは四方の窓から下界を眺めて終わりなのである。
ちなみこの後、下まで降りてくると昇りの行列は詰まって止まっていたので一番上に辿り着くまでには結構な時間が掛かるのかもしれないと思うのでありました。なんせ、1人で真っ直ぐ歩くだけでちょっと大変そうなご高齢な方が大挙して押しかけているのだ。こんな大群が木造で狭い、急な階段を6階分昇っていくのである。そして階段のみならず、各フロアは人、人、人で溢れかえっていて、天守内では人が途切れることなく数百人もの大群がノロノロと動き続けているという異様な光景が繰り広げられるのであります。それにしても数百人が入り込んでもビクともしない木造建築…凄すぎです。
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