先週金曜に引き続き今日月曜も盛岡でございます。で、今回は盛岡公園の近くの鐘撞き堂周辺の堀に咲く紫陽花の花をちょろっと。
紫陽花と言えば梅雨。梅雨と言えば紫陽花という直結したイメージがあるのですが、東北はまだ梅雨入りしておらず。まぁそれはさておき、紫陽花は自分の家の玄関の横あたりにも大量に植わっていて昔から梅雨時には慣れ親しんでいるので今更どうのという印象は無いのですが、先日ラジオで気になる話が出ていたので面白かったというか。
で、その面白い話ってのは、実は現在日本でメジャーとなっている紫陽花はホンアジサイと呼ばれるもので、実は日本のものではなかったという内容。元の原産は日本でガクアジサイというのだが、開国後に一旦ヨーロッパに渡りそこで変化して再度戻ってきた外来がホンアジサイだというのである。なので普段目にする紫陽花は外来種。
嘗て昔は幽霊花とも言われていたとか、まぁ確かな記録はあまり無さそうなのだが、昔は今ほど紫陽花に対して特別な何かは無かった様なのだ。外来種として戻ってきてから色々なところに植えられ、時の花になったということで意外にも歴史が浅いらしい。
個人的には四季の中における梅雨時が一番嫌い(湿気の多いジメジメが大の苦手)なので、上記の通り直結したイメージのある紫陽花には良い印象が無いのだ。はっきり言っちゃえば「どうでもいい花」だったりするのである。それでも日本の風物詩のひとつになりつつあるので少しは触れておこうかな…なのでありました。
コメントする