そして広島最後はやはりここ、原爆ドーム。実はここへ来るのは人生で2度目。1度目は前にも触れた約40年前、そして戦後70年の節目となる今回である。戦後30年の時に来ていたんだなぁと思うと、それでも何か変わった印象が無いのが不思議な感じではあります。
40年ぶりぐらいに見た素直な感想と言えば、「あれ?ちっさくなっちゃった?」だったのだ。子供の目から見た大きさと大人の目から見た大きさというのはこれほどまでに違うのか、なのだ。
この状態を数十年保ち続けることの大変さをしみじみ思う。そしてこの先さらに30年後もこのままなのだろう、と思うのだ。この一角だけ永遠に時間が止まっている。
原爆ドームの前から平和記念公園の方を川を挟んで眺めるの図。ちょっと表現を変えると、日本から世界を見ている…といったニュアンス。逆に向こうからドーム側を眺めるとどう見えているのだろう…。世界と歴史の縮図がここにある気がしたのでありました。
オマケ。広島駅からはこの路面電車で。ちゃんと『原爆ドーム前』という電停まであるのだ。この路面電車はいろんな行き先の系統があるっぽいので係の方に「ドーム行きます?」って確認してから乗ったのであります。車輌も新旧バラバラで色々なのが走ってるのでまぁ賑やかではあります。
帰ってきて地図を眺めているとまだまだいっぱい、面白そうなところはありそうな感じです。次に機会があればその辺を少しずつ見ていこうと思うのでありました。
コメントする