弘前紀行の最後は『藤田記念庭園』なのであります。「きちんと整備されてる日本庭園って心が落ち着くよねー」ってことでなるべく足を運ぶ様にしてるので今回のラストポイントはここ。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
元は弘前出身の個人が庭師に作らせた江戸風の庭園ってことで名前からくるインパクトに欠けるのか、客の入りには波があるようで。それでも前日までの土日で5000人来た、って言ってたから中は人だらけだったんじゃないかと思うのであります。
まぁそんなに広いワケじゃないんですよね。兼六園とか、後楽園とか、あの手の巨大な庭園とは違ってあくまでも個人の趣味レベルで収まる広さ。
中は割とコンパクトなんだけど、それでも現代の庭の感覚からすると広大な部類。手入れもきちんとされていてとにかく色んな要素をこれでもかと全部集めてみました的な造り。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
思っていたよりは広くてポイントごとに様々な要素がレイアウトされていて狭さ故の窮屈さを感じさせないあたりが凄いというか。中心付近にあまり背の高いものを持ってきてないってのが見晴らしの良さに繋がって広く見えるってのもあるのかもしれないと思うのであります。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
ここは低地部(ひとつ前の写真)と高台部(この写真)に別れていて、低地部の方が圧倒的に広いんです。たぶん、歩いて散策するなら低地部の方。外に出たくなくて窓から眺めるなら高台部の方…って感じがします。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
この藤田記念庭園には和洋の建物なんかもあったりしてちょっと風変わり。こちらは洋館。資料館にもなっててカフェ併設。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
こちらは高台部の方の和館。玄関のあたりを見ると完全に昭和初期的な雰囲気です。というか、父方の実家の造りがこんな感じだった記憶。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
んで低地部にも和館が一邸。
ちなみにこの藤田記念庭園ではこれらの建物の貸し出しも行っているんだとか。結婚式前後の撮影だとか、コスプレの写真撮るのに使ってるとか、まぁ用途は様々らしいんだけど意外や活用されまくりらしい。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
高台部と低地部の境目にはこんな人工の滝まであったりしてよく作り込んであります。道楽、ここに極めり…みたいな見本でしょうか。
この辺で雨がパラパラ降り始めたので退散することに。これで弘前のメインディッシュはあらかた舐め尽くした感じがします。たぶん、次にフラフラするとしたらやっぱり桜の季節でしょうかねぇ。ちょうどその時期に仕事で入ることになれば嬉しいのですが、残念ながら今年は時期を外れていたので桜を愛でる機会にならなかったというか。来年はどうだろうなぁ…。
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