|| りんごのお味 || でこぽんリンク || りんごの味見 || りんごの聖地 || マクドサーバー ||

京都 三尾(高雄、槙尾、栂尾)の紅葉

13日(金)は大阪でございました。そして11月の週末ということで昨年同様に京都へ紅葉狩りへ繰り出すのでございます。して、今回ターゲットに選んだのは…京都市北西部に位置する通称三尾こと高雄・槙尾・栂尾でございます。

ルートとしては、事前にネットで色々調べてみた結果JR西のバスか京都市営バスでアクセスするのが一番良さ気な感じだったので先ずはバス乗り場探しから。で、早速迷ったのが『烏丸口』ってどっちだよ!?という初歩的な問題。現在の新しくなったJR京都駅って新幹線側の八条口、京都ヨドバシ、京都タワーのある方の『中央口』という表記はあるのに肝心の『烏丸口』って表記が全く使われていないんですね。

京都駅烏丸口バス総合案内

Nikon COOLPIX A

ということでとにかく、真っ先に向かうべきはここ。JR京都駅の中央口を出てほぼ正面にあるこのバス乗り場総合案内なのです。とにかく京都はバス社会。それこそ京都駅から四方八方と多くの観光名所目指して出て行く便もあれば、京都駅は経由地だけでありとあらゆるところから様々な所へ向かうバスが走っているのでもの凄く複雑な系統になっているのです。

それがここへ来ると『探して見つける」のではなく、この案内板の前でこちらを向いて立っているお爺さんに『聞く』だけで『どの乗り場』と即答で返ってくるのです。もうね、素晴らしい仕事っぷりです。バスの行き先でなくとも、自分が行きたい場所を「○○へ行きたいんだけど(地名でも寺の名前でも名勝の名前でも制限無く)」と伝えるだけで乗り場の方向を指し示しながら「n番」って教えてくれるんです。オマケに今回の様に特別な『高雄フリーパス』(通常だと往復で1500円くらいかかるところを往復+高雄近辺は乗り降り自由なチケットで800円ポッキリ)もそこで売ってるから、って教えてくれるんです。

いやぁ、ホントに凄いです。毎年、毎回の様にお世話になるんですけど、傍から見ていても押し寄せるキリのない観光客相手にテキパキと処理してしまうその正確さと早さに感嘆してしまいます。当にネット界隈で言うところの『曖昧検索』のリアル版。

 

そんなこんなで無事、バスに乗り込み向かったのが高雄。通称、三尾って言われてるらしい高雄の神護寺、槙ノ尾の西明寺、栂ノ尾の高山寺がある山間部なのであります。京都市内の紅葉はまだまだなので少し早い山間部へ繰り出そうという狙い。

手前側になら高雄と一番奥の栂尾とどちらから攻めるか悩んだものの、オーソドックスな手前の高雄・神護寺から入ることに。

バス停から神護寺へ向かう

X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR

と、のっけからもの凄いところへ降りて行きます。一番下はどうやら川が流れている様で、なんだか凄いところに(寺を)建てたもんだなぁ…と思ったのですが、実は川を越えて向こう側の山を登った上の方に建っててさらに唖然なのであります。

清滝川を渡り神護寺へ向かう

X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR

一番低いところまで降りてきたの図。ここで赤い橋の架かる清滝川を渡ったところが神護寺の参道入り口。そもそもお寺参りというよりも紅葉刈りが目的なのでひたすら暖色系を追い求めることになるのだが…。

参道途中の茶屋

X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR

まぁひたすら急な階段をエッチラオッチラ登っていくのであります。途中、何軒かの茶屋があって横目で「あぁ、そば、うどんも親切なお値段であるのね、戻るときにありつけそうですわ」と思いながらひたすら階段をあがり続けます。

神護寺山門に到着

X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR

香川の金比羅さんほどじゃないけど、山形の山寺級は登ってるんじゃないかと思ったところにやっとこさ山門登場。もしかして元のバス停より登ってるんじゃね?と気付いたのは振り返ってから。

入り口で入山料兼参観兼600円を払って入ります。改札のお姉さんが「一番奥の地蔵院が一番綺麗です」って教えてくれたのでとにかくそこまで目指すことにします。

地蔵院の紅葉

X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR

もう気付いたかもしれませんが、紅葉狩りに来てるのに紅葉の話が全然出てこないってのは何か変ですよね。ここが(相対的に)一番綺麗(マシ、という意味か)と言われた地蔵院の紅葉。実はこの一帯、どうやら一斉に赤くならずにてんでバラバラで緑のままだったり赤くなってるものもあれば既に枯れて茶色になってたりと、ちょいとお世辞にも綺麗という表現からはかけ離れていたのであります。

地蔵院からの眺め

X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR

まぁその代わり、地蔵院からの眺めは良かったんだけどね。いや、これを見に来たんじゃない、山登りに来たんじゃない…と思いつつ引き返し、次の紅葉を目指すのであります。

神護寺の紅葉

X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR

実際はそれほどでもないんだけど、写真になると綺麗に見えてしまうということで五大堂(手前)と毘沙門堂(奥)。

神護寺本坊

X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR

まぁ折角ここまで登ってきたんだから…というカット。雰囲気だけ、そう、雰囲気だけ。

ゆばうどん

X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR

と、山を降りてしまう前に一番手前にあった茶屋へ入ってゆばうどん。まーふつーのうどんに湯葉が入ってるだけなんですけどね。大勢が枯れた赤を眺めつつズルズルと。

高雄の宿屋街

X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR

先の清滝川まで戻って来るとこんな感じの宿屋街があります。どうやらこの細い道が川沿いに槇尾、栂尾へ続いているらしいのだ。ということでまたバス通りの道まで上がるのは大変なのでこの細い道をテクテクと歩いて槙尾を目指すことに。

槙尾 西明寺入り口

X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR

のんびりと川の流れを見ながら10分ほど歩くと西明寺の入り口が見えて来ます。パッと上の方を見ると先ほどの神護寺と紅葉的にはあまり代わり映えしなさそうな感じが…。ということでここはそのままスルーして栂尾・高山寺を目指すことに。

栂尾 高山寺入り口

X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR

更に15分ほどノンビリ歩くと栂尾・高山寺に到着。ここで入山料500円を払って先へ進みます。ええ、観覧料じゃなくて入山料なのね。

日本最古の茶園

X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR

『日本最古の茶園』っていうからてっきり、茶しばく庭園か…と思ってたら単なる茶畑のことでした。『茶園』じゃなくて『茶畑』だろーが!って思ったのはナイショ。ちなみにこのすぐ下隣にトイレがあって結構臭ってます。

高山寺金堂

X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR

一応、一番奥の金堂まで足を運んでおきます。せっかくここまできたんだものね。

高山寺 石水院

X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR

最後に国宝石水院からの眺め。実はここだけ別途観覧料500円。事前の紅葉情報だと高雄、槙尾はピーク、栂尾が7割方だったんだけど、高雄、槙尾は終わってたし栂尾はこれ以上好転する気配は無いしで今年の三尾の紅葉はこれまでか…と思うのでありました。

このあと裏参道から直接バス停へ向かい、バスを待つ間にJR西バスの係の人と少し話しをしてて「数日前の雨降る直前が高雄は一番綺麗だった」とう情報をいただいたのでありました。今年は幾分暖かい日が多くて疎らだったり枯れが早かったりとか、決して紅葉的には当りではなかったよね…的な。

ということで天気予報的にも実際にも雲行きが怪しくなってくるので三尾に別れを告げ、京都市内へ向かうバスに乗り込み帰途につくのでありました。

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://mmaacc.ddo.jp/m/mt5/mt-tb.cgi/2207

コメントする

Author

たく@藤沢
Blog Facebook Custom RSS/Atom はてな Tumblr Twitter YouTube

覚え書きカテゴリ

▽で展開|△で折畳み

月別 アーカイブ

▽で展開|△で折畳み
CPU hour
MEMORY hour

この覚え書きについて

このページは、たくが2015年11月14日 17:14に書いた覚え書きです。

ひとつ前の覚え書きは「本日の夜明け」です。

次の覚え書きは「また恒例のアノ季節がやってきた」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ddo.jp

アイテム

  • 描画ソフト
  • 描画スタンダード
  • 描画ハード
  • ミディアムソフト 等倍
  • スタンダード 等倍
  • ミディアムハード 等倍