もうここまで来ると台風とか、そういった日本人が知る驚異以上の代物の様だ。
ニューオーリンズ(CNN) メキシコ湾を北西に進んでいる米国史上最大級のハリケーン「カトリーナ」は28日午後(日本時間29日午前)、米気象当局の分類で最高の「カテゴリー5」に勢力を増し、メキシコ湾岸に迫っている。 (sinp) ニューオーリンズ近郊の米気象庁観測所は、ハリケーン直撃地域の多くは「数週間、あるいはさらに長い間、居住不可能となる」と警告。低層の木造住宅は破壊され、コンクリートの高層住宅も「重大な被害を受ける」と予測し、「高層のオフィスビルやマンションは激しく揺さぶられ、中には崩壊するものもあるだろう。強風で窓ガラスは割れ、吹き飛ばされた色々なものが空中を飛び交うと予測される。中には、家具や軽自動車などといった重量のものも、空中を飛ぶ危険がある」と注意を呼びかけている。
これが誇大でないことに、その規模、威力は下の様に言われているらしい。
同市のナギン市長は記者会見を開き、最高で28フィート(8.5メートル)の高波が予想されるため堤防が決壊し、中心部フレンチ・クオーターが洪水になる恐れがあると発表した。カトリーナは既に25日、フロリダ州で7人の死者を出している。 (snip) ナショナル・ハリケーン・センターのディレクター、マックス・メイフィールド氏によると、カトリーナは「完璧なハリケーン」で、既に5段階評価で最も強いカテゴリー5に成長。風速は28日の米東部標準時午後5時(日本時間29日午前6時)現在、時速約165マイル(270キロ)。この時点でミシシッピ河口の南150マイル(246キロ)にあり、時速13マイル(21キロ)の速度で北西に向かっている。 中心付近の気圧は902ミリバールで、米史上4番目に強いハリケーンとなっている。
こんなことを言われると頭の中でその理解を越えてしまう。8mの高波、時速270Kmの風…想像できますか?
ちょっと前に公開されていたThe Day After Tomorrowは異常気象による局地化を描いたものだったが、実際に今起ころうとしているのは南国台風、それも史上最大のタイフーン襲来。自然の風による猛威は映画の中でも現実でも変わらないのだろう。怖いねぇ。
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