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Mac Pro上のWindowsとウィルスバスター

20100730_VMW.png現在使っているのはMac ProのEary 2008というのは以前書いた様に思います。これでほとんどのことは出来てしまう訳ですが、極たまにWindowsでないとどうにもならないこともあったりするわけです。有り難いことにMacもIntel CPU機になってからVMware Fusionという強い味方を得、これにWindowsを仕込むことで何でも来い!な環境になることができます。世間で言うところの流行り言葉では「仮想化」ですが、そこはMac Proのパワーをもってすればネイティブな環境とさほど変わらないパフォーマンスを発揮してくれます。ということで以前使用していたWindows機のVista (x86)(後日SP2にアップ)をVMware vCenter Converterなるものを使ってVMware向けにコンバート、全て移行してしまったわけです。そして何時の間にかWindows 7 (x64)やXP、そして見慣れないOSまで…
元々使用していたのはVista (x86)ですが、移行の時期と同じくしてWindows 7が世の中にアナウンスされ始めたので欲しくなっちゃったんですね。こちらはVMware Fusion上に直接インストールしました。そして古いXP機もコンバートし、気がつけばChrome OSまで入り込んでしまってます。

微妙に話がずれました。先のVista (x86)ではアンチウィルスソフトとしてTrend Micro社さんのウイルスバスターを入れてました。製品名として正しくはウイルスバスター2007です。ライセンスは3年分。もちろん2010年の今年、更新をかけた訳ですが何時まで経っても画面右下に出てくるペローンとしたご案内、邪魔くさいあれですね、が出てくるのですよ。これまであまり良く読まずに条件反射的に×をクリック、速攻で消えていただいてました。が、今日は何故か読んでしまいました。

「インストールしろよ、ゴルァ!」って書いてありました。( ゚Д゚)ハァ?

いや、ライセンス更新すれば勝手に入れ替わってくれるものと勝手に思い込んでいたわたしが悪ぅございますが、この辺の手順が不親切なんであって…(ry。とにかく最新版のプログラム自体をダウンロード(IEで開くと自動的にDL始まります)、インストールです。気をつけなければならないのはプログラムの更新ではなく、古いものを先にアンインストール、その後で新規にインストールになってしまう点。で何が問題かというと、ライセンスキーをまた入力しなければならないので、アンインストールする前にメモっておかないとパッケージの箱をゴソゴソ探さなければならないんですね。

見つからなければ無いでWeb上からも何とかなります。ウイルスバスタークラブなるサイトに行ってメールで送ってもらうという手段が残っています。ウイルスバスタークラブのログイン画面からシリアル番号の確認方法をクリック、フォームに登録した時の情報を入力して数分待つとメールで送られてきます。それにしてもこのウイルスバスタークラブのログイン画面シリアル番号の確認方法画面へのリンクが製品情報のあたりから全く行くことが出来ない作りっておかしいです。普段はユーザに触れて欲しくないんじゃないかと勘ぐってしまうほどの隠し方です。ライセンス更新した時だけアナウンスしてやる、という姿勢は如何なものでしょう。

そんなゴタゴタを経てウイルスバスター自体は無事2010に更新完了。何と半年近くノーガード戦法だったVista君も無事庇護の元になりました。ついでなのでWin 7 (x64)君にも入れてあげることにします。こちらはほとんど入れて触っただけという無駄遣い故、最初からノーガード戦法だったものです。ということで先ほどの最新版のプログラム自体をダウンロード(IEで開くと自動的にDL始まります)画面をIEで開き、インストーラーをダウンロード、インストールします。完了後にお決まりの登録作業を済ませて全て終了。これでWin 7 (x64)も庇護の恩恵を受けられます。

ここまでやるべき事は済ませたというところで久々にパフォーマンスチェックをしてみることに。当初はVMware Fusionもバージョンが2.xでスタートし、今はバージョン3.1.0まで上がっています。前回パフォーマンスチェックしたのはバージョン3.0.0の時ですから、どのぐらい変化してるのか見てみよう、ということですね。

20100730_vista.png先ずはVista (x86)君(SP2)から。前回までの一番低いサブスコアは2.9/5.9でした。「ゲーム用グラフィックス」の項目です。これがスコア5.4/5.9まで上昇しています。その他の部分は全く変わらず。ということで先のバージョン3.1.0はこの「ゲーム用グラフィックス」部分の改善がかなり効いていると見ることができます。VM自体の設定はCPU割り当てが2 CPU、メモリが4GB割り当てになります。こうやって見ていくと、かなり最適化が進んでいるのが分かりますよね。

20100730_win7.pngそして次にWindows 7 (x64)君の方。こちらはあまり変わらず一番低いスコアが「ゲーム用グラフィックス」の項目で5.3/7.9という結果に。気持ちVista SP2 (x86)に負けてますが誤差の範囲でしょう。ただ、Vistaでは最大値が5.9だったのに比べ、Win 7では最大スコアが7.9まであります。そういった条件でほぼ同じ5.xという値となってしまうことは少し寂しい結果なのではないかと思ってしまいますよね。ただほとんど使うことも無い(今のところ、ですが)のでパフォーマンスを求めても意味が無いとも言えますが。VM自体の設定はCPU割り当てが2 CPU、メモリが4GB割り当てで先のVista SP2 (x86)と全く同じです。

そんなこんなで次の興味は新型Mac Proに載るHD 5870というグラフィックカードに差替えた時、どのような結果になるのか、あたりでしょうか。Mid 2010がEary 2009とさほど変わらないことからEary 2008でもPCIe周りはそのまま共用で載ると信じて何れは試してみたいものです。
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このページは、たくが2010年7月30日 15:21に書いた覚え書きです。

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