プラチナオプション

インターネットを利用し始めた当初からプロバイダにDTIを利用していたことは先日書きましたが、今日はメールの件ではなく契約プランについてのお話。当初はダイヤルアップしか無かったものの、ADSLがサービスとして始り、次いで光が開通しフレッツ光ファミリープランという契約になったのが2003年6月のこと。光で常時接続可能で、場合によってはダイヤルアップも出来ますよ、という至って普通のプランですよね。

そして先日のメール関連事故。色々情報を集めている最中に衝撃の事実が発覚したのです。えぇ、会員には全くといって良いほど知らされてなかった事実が…。

実は2007年11月から「DTI 光シンプルプランファミリー」というプランが開始されており、先の「フレッツ光ファミリープラン」と比較してほぼ1,000円弱も安いという驚きの内容。契約内容のサービス自体はほとんど変わらない、というかほぼ一緒。3年近くもの間、昔からの会員は1,000円弱/月も多く払わされてきたことになります。1年で12,000円、3年払うと36,000円も余計に出費をさせられてきた訳です。ということでMyDTI（設定画面）からサクッとプランを変更。これで来月10月分から1,000円弱の計算になります。ただ一点、気をつけなければならないのが追加のメールアドレス。昔は1アドレスあたり210円ほど費用が発生していましたが、何時からから1契約あたり3つのアドレスまで無料になっていました。これが「DTI 光シンプルプランファミリー」になると1契約あたり1アドレスまでに制限されるので、追加分は昔同様210円の追加費用が発生します。それでもトータルでは800円近くコストが下がるのでプランは変更したほうがお得です。

次いで表題のプラチナオプション。実はこれ、数ヶ月前からサービスインしていたのですが、実は宣伝通りの品質が出ていなかったことがサービスイン当初から発覚。公式の掲示板でもかなり叩かれている有様です。ちなみにこのプラチナオプション、次のようなうたい文句になっています。

1.速度安定
一般のフレッツ光をご利用いただくインターネット設備とは異なる設備でご利用いただけます。これによりお客様には速度安定を担保した設備でインターネットライフをご利用いただけます。

2.固定IPアドレス
一般のフレッツ光のサービスではご利用いただけなかった固定IPアドレスのサービスをご提供いたします。自宅でサーバーを設置したいお客様にはお薦めのサービスです

3.帯域制御フリー
一般のフレッツ光サービスには多くのお客様が平等にインターネットをご利用いただくために一部の帯域を制御しています。プラチナオプションは品質担保のため、数量限定で提供いたします。このため帯域制御をおこないません。

プラチナオプション｜オプションサービス：ユビキタスプロバイダ　DTI

しかし、当初発覚した品質の嘘は「とにかく速度が出ない！」という信じられないものでした。特に上り側の速度低下が醜く、ヘタをすると数MというADSLにすら負けそうな信じられない状態に陥っていた様です。それでも上りよりはマシな下りですら、通常のプランの半分程度の速度しか出ない有様。

ここでDTI側も調査を開始、取りあえず技術的な問題点に辿り着いた様です。そして先日から収容代えの通知が出ております。そちらに切り替えてみるとほぼ、及第点レベルの品質でしょうか。しかし計測してみるとまだまだ以前のオプション無しにおける品質に届いていない印象です。下りはマズマズで以前同様の速度が出ています。しかし上りがダメ。以前の約10M強遅い結果となりました。業界最強品質を謳っていながら品質ダウンとはこれ如何に？

しばらくは様子見でしょうが、技術陣には頑張って貰いたいものです。

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