昨日の続きな訳ですが、表題の通りNikon DfとNikon 1 V3での撮って出しの違いをざっくりと。
まぁそもそもフルフレームセンサーで階調表現の鬼であるDfと豆粒1インチセンサーのV3を比べるな!という言い方もあるのかもしれませんが、やっぱりどのぐらい違って来るのか興味は尽きないわけでして。
それぞれレンズの焦点距離も恐らくは絞り値も異なるカットではありますが、何れもカメラ任せの絞り優先オート。それでいて大凡、構図の似ているカットを撮って出しの中から引っ張り出してきて並べただけです。
やはりというか、Dfの方が色数が多いというか表情が豊か。特に暗部の崩れ無さというのは凄いモノがあります。それに比べV3の方は周囲の影響を受けやすく、下のカットでは緑に転んでたりとかまぁ頑張ってはいるんだけど…みたいな感じ。プチセンサーに何でもかんでも求めるのは酷なのでありましょう。あ、でもそれなりにかなり頑張ってる部類だとは思いますよ。
以下、おまけ。
でもって昨日の残念なNikon 1 V3 + FT1 + Ai NIKKOR 35mm f/1.4Sでの紫被りのお話の続き。撮った中からチェックしてみるとどうやら紫被りのあるものと無いものを発見。
どちらもNikon 1 V3 + FT1 + Ai NIKKOR 35mm f/1.4Sのカットで実は連続したカット。微妙に少しだけ構図が動いてますが、その他の条件は同じ。
左がパープルフリンジの出なかったもの。右がパープルフリンジの出てしまったもの。さて、ナニが違ったのでしょうか…。いや、構図だけなんですけどね。光の加減だけでこれだけ当たり外れが出てしまい、撮ってみるまで分からないというのはちょっと実用に向かないとでも言いましょうか。なんだか難しい話になっちゃいましたねぇ。
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