ちょっと時間経っちゃいましたけど金曜日の福島です。
Nikon 1 V3 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
福島市内には阿武隈川というかなり大きな川が流れているのですが、今回駅に向かってトボトボと歩いている時に遭遇したのは恐らく支流の方。支流とは言え、それでも結構な川幅があって河川敷の大部分は緑で覆い尽くされているのでありました。これが幅イッパイに水で溢れていると逆にコワイぐらいですわな。
こうやってあちこち見てると日本という国には結構な数の大河があるんですね。世界レベルで見てしまえば国土がそれほど広いという訳でもないのに、それなりに水量のある河川があって、それでいてチョロチョロからドバァァァまで柔軟にこなしてしまう河川。まぁたまに間違って溢れちゃうこともあるようですが、大概は無難に水源から海まで運んでしまうという良く出来たシステムです。
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福島駅から数分離れた地点。割とビジネス系ビルが多く並んでいるあたり、というか、西側の一角。変則的な交差点の一部がちょっとした公園っぽくなっていて夏の暑い陽射しから逃げ込むのに丁度良い感じ。
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もうね、何と言うか…。たぶん、もの凄く古いというか、かなり昔からある歩道橋なんだろうけど錆びてそこかしこが穴だらけなんです。鉄で出来た橋がサビで穴だらけって結構コワイと思うんですけど…。ちょど渡っている時にグラッときたら(以下、不謹慎なため自粛)。あ、でも震災には耐えたんだよなぁ。
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平日(金曜)の朝の景色なわけです。日曜の早朝という訳ではないんです。フッとした瞬間、視界から動くモノが全て消えてしまう時間があるという…。そんなに小さな街って訳ではないんですけどね。やはり影響あるのかなぁ…。
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何となくというか、細かい所まで手が回っていないというか、手が足りないんじゃないだろうか…と思えてしまうというか。何て言うのかな、ゴースト前の2歩手前で踏みとどまってる感が否めないというか。
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それでもちゃんと頑張っているんです。復興へ向けて確実に、一歩一歩前へ、前へ。そして何時の日かまた賑やかな街に戻っていくのでしょう。
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福島駅の東西を行き来する自由連絡地下通路。何だかんだ言ってかなりの往来があります。というか、駅の向こうとこっちを行き来するのにこれしか手が無いってのがチョイ不便。新幹線の駅舎と在来線の駅舎が平行に離れていてそれでいてグランドレベルでの移動手段が無いという…。
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先の東西自由連絡地下通路に設けられている商業施設向けのショーケースの一角に自衛隊が。あぁ、そう言えば駐屯地あったんだっけね。でも彼らが一番元気がいいってのは…。
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たまたまだったんだよ。何時もはそうじゃないんだ。ホントに、たまたまなんだよ…。と思いたい。
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今回乗る機会は無かったのだが、福島駅の東側のバスロータリーのはずれに見つけた電車乗り場。うっかりしてると見落としかねない佇まいというか。
何となくというか、あまり元気が無いというか、もう諦めちゃったよ的な空気が漂ってる感があるんですよ。国とか、お役所とか、東電さんはそういったところどう思ってるのか気になるところではあります。実際にこの目で見て感じるまで見えてこなかった部分。決してメディアも流してこなかった部分。周囲が口先だけで「頑張ろう」と言ってもそこにいる人々には何の応援にもなっていないことが現われているとでも言いましょうか。「何を頑張ればいいんですかいね?」という声が聞こえた様な金曜の朝なのでありました。
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