最近、ひょんなことからMac Proさんをコールドスタートさせた時のプロセスを観察してみたりしていたんですが、やたらとCPUパワーを食ってるものが幾つかあったのでちょっと調べてみましたよ、というメモです。
取りあえず気になった正体不明な奴が2コ。
- ksfetch
- GoogleSoftwareUpdateDaemon
下の奴は読んで字の如く分かりやすいというか、でも何をやっているのかさっぱり…だったのですが、追っかけてみると両者ともGoogleさんの仕掛けであることが判明。
まず、『GoogleSoftwareUpdateDaemon』の方はGoogleさん家のアプリケーションなどを入れるとくっついてくる代物の様で、最新版が出ていないかチェックしに行ってる様子。わたしの所ではたぶん、Google Earthを入れたのでこの辺の何かを見ているのかもしれません。ただ、利用頻度はかなり低いし最新版がMustということではないので変にリソース食われるのも何なんだかなぁ、という程度のものだったりするのですが。
というか、Mac Pro自体がEary2008ということで古いこともあり、起動直後に負荷を掛けるとハード的に転ける(何となく電源が逝ってるクサイ雰囲気ではあるが)ので余計な仕事をしないで欲しい、というのが本音。
でもってちょっと仰天だったのが前者の『ksfetch』の方。どうやら、
Googleのサービスと共に勝手に通信して閲覧履歴だとか、ソフトウェアのアップデート情報をGoogleに送信している
というやもすると個人情報ダダ漏れみたいな困ったチャンだったのだ。この辺は何故かGoogleで検索しても日本語のサイトがあまりヒットしないので分かりづらいのですが、まぁ何はともあれ、余計なおシャベリを勝手にされるのは気持ちよいものではないよねってことでサクッと消えて頂くことにしたのであります。
▼ Google ソフトウェア アップデートについて - Installer ヘルプ
なんだ、ちゃんとGoogleさんも消す方法出してるじゃん…ってことでやっつけ。
- 特定のユーザーに対するアンインストール:
~/Library/Google/GoogleSoftwareUpdate/GoogleSoftwareUpdate.bundle/Contents/Resources/GoogleSoftwareUpdateAgent.app/Contents/Resources/ksinstall --uninstall
- システム全体でのアンインストール: (ルート アクセス権が必要です)
sudo /Library/Google/GoogleSoftwareUpdate/GoogleSoftwareUpdate.bundle/Contents/Resources/GoogleSoftwareUpdateAgent.app/Contents/Resources/ksinstall --uninstall
はい、これで終了。ターミナルに上の呪文をコピペして放り込むだけの簡単なお仕事です。これで起動時の負荷がちょっとは減ったかなぁと思うのでありました。
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