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松山城ふたたび

最近バタバタが続いていてネタ的にも溜まりつつある今日この頃…なのであります。ということで16日(月)の松山紀行分から更新。

真っ先に向かうのはJR松山駅。何故かと言うとここのコインロッカーに荷物をたっぷりと放り込むためでございます。流石に仕事関係の荷物を大量に抱えたまま1日動き回るのはしんどいのでございます。と、なると、やはり帰りの便の出発地であるJR松山駅のコインロッカーに預けて身軽になるのが策と言うモノ。

さて、JR松山駅前から伊予鉄さんの路面電車に乗って松山城へ向かうのでございます。道後温泉行きに乗って大街道(おおかいどう)で下車、そこから北方に2、300m歩くとロープウェイ乗り場に着きます。そう、前回はうっかり若いつもりで自分の脚で登って(古町口登城道からエッチラオッチラ)しまって堪えたので今回は最初から文明の利器を最大限に利用するのであります。

ロープウェイを降りて登城開始

X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR

で、ロープウェイを降りてから東雲(しののめ)登城道で長者ヶ平へ上がるところがこんなヘンテコリンなスロープ兼階段になっておりまして、「何時の間にこんな変な改造しちゃったんだよ」って感じなのであります。

これが普通の階段ならまだマシなのですが、段と段の中間が緩い坂になったままなので非常に歩きづらいのであります。段も申し訳程度の段差なので何の為に段差が必要なのか、と思ってしまうほど。登るにはまだいいけど、下る時に足を着く先が下り傾斜ってのは歩きにくいにもホドがある…なのであります。

 

ノンビリと周りの景色を眺めながら歩を進め、本丸へ通じる『戸無門』を通り、折り返して『筒井門』を抜け本丸へ向かいます。

松山城 戸無門

X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR

この『戸無門』を抜けたところが少し広くなっていて割と景色の良いところであります。あと、少しばかりの紅葉もあるといいな…と。

筒井門前の広場にて

X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR

ええ、見事に散っておりました。というか、松山城はもともと落葉広葉樹が少なく、常緑広葉樹、針葉樹がほとんどなので紅葉そのものはあまり期待出来ないハズなんですが、まぁ一部にはちょこっとだけ楽しめるんじゃないだろうか、という甘い期待があったのですが空振りだったということで。

松山城本丸の紅葉

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太鼓門を抜けていよいよ本丸です。たぶん、サクラの紅葉がいかばかりか残っている様です。それでもほとんどが既に散ってしまった後。それにしても月曜の午前中というのに観光客の多いこと多いこと。

天守閣入り口

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ここで先に買っておいたチケットを見せて天守閣へ突入するのであります。ここで510円を払ってはいるのも由、ロープウェイに乗る前にロープウェイ往復(片道300円なんだけど往復券にすると510円)とのセット券(1020円)を買っておくのも由である。

松山城天守

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で、いきなり天守がドーーンなのであります。ただし、高い石垣の上の方にですが。このあと天守に入るには『一ノ門』、『二ノ門』、『三ノ門』と高い石垣に囲まれた迷路のようなところをあっちこっち折れながら進むのであります。そしてその高い石垣の角々には櫓が建っていて鉄壁の防御態勢なのであります。いや、どんだけ敵が多かったんだよ、と。

天守入り口

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『三ノ門』を抜けたら天守と小天守の間の筋鉄門(上の写真で向かって右側)を潜り中庭(天守、小天守、十間廊下、南北隅櫓に囲まれたところ)に到着です。

松山城天守ドアップ

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ババーン!これが天守だ!と言わんばかりの図。小天守の窓から(ほぼ水平に)見た天守の姿。たぶん、水平に近い視線で一番近くから見られるのはこの小天守から。あ、頭切れてる…。

天守からの西方の眺め

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天守から西方を眺めたところ。正面の小高い緑地の左側の向こうに松山空港がある。小高い山ひとつ丸々城郭にしただけに天守からの眺めは遮るモノ無く最高なのだ。

松山城天守北側

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あまり天守として登場することの少ない北側も見ておこうか。城内の特別展示が『松山城の歴史』だったかナニカで、意外なことに現存12天守の内のひとつでありながら実は松山城も再建天守だったという話。まぁ再建自体が江戸期なので、江戸期以前の現存という定義の中にはギリギリ収まっているのだとか。江戸期の再建に3代を費やしてるとか、カミナリが落ちて焼失とか、元は5層だったが地質的に重量がヤバイので再建時に3層に減らしただとか、まぁ知らなかったことが色々あって面白かったのである。

そう言えば金沢城なんて過去3回、カミナリに撃たれて焼失、高いとあまりにもカミナリで焼けるのでついに平城にしちゃったなんて歴史もあるので『電気』という概念の無かった時代はもちろん『避雷針』なんて概念も無いので大変だったんだろうなぁと思うのでありました。

乾櫓と石垣

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天守閣の外側から見た乾櫓と石垣。こういう石垣が続いてその上に構造物が続く画って好きなんだよなぁ。しかし、よくもまぁこれだけのものがごっそり残っているもんだと思ったら再建は江戸末期だったのか。明治維新のドサクサで薪にされなくて良かった良かったなのであります。

ということで松山城は『日本で最後の完全な城郭建築(桃山文化様式)として、層塔型天守の完成した構造形式』らしいので何度行っても素晴らしいと思えるのであります。

参考:

松山城

タイトルに「ふたたび」なんて書いてるけど、よく考えたら30ン年前も行ってるから「三度」が正解だったかな。

 

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このページは、たくが2015年11月21日 13:16に書いた覚え書きです。

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