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和歌山、丹鶴城(新宮城)跡

はい、7月8日(金)の熊野本宮大社の続きなのであります。ホントは『本宮大社』に行く前に新宮駅の観光案内でちょこっと話を聞いて、熊野古道の人気コースまでセットで教えて貰ってたんですけどやはりそこは山歩き、雨が降ってたらヤメヤメなのであります。だもんで熊野路は諦めさっさっとバスに乗って新宮へ戻ってきたんですけど、時間は余りまくりなのでそんな時のオプションとして地図で見かけてた『丹鶴城(新宮城)跡』へ行ってみよう、という流れ。

丹鶴城(新宮城)跡入口

Nikon D5500 + AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

ということで新宮駅の一つ前のバス停で降りて登城開始なのだ。実はこの向かって左側が現在は幼稚園になっているんだけど、そこがかつての二の丸ということらしい。まぁそこに踏み込んでいくワケにはいかないので取り敢えずどんどん登るのでありました。

丹鶴城(新宮城)跡へ続く階段

Nikon D5500 + AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

『丹鶴城(新宮城)跡』と言っても、現在は公園化してるらしいのでそれなりに整備されているようです。平日雨降りの午後だからか他に人気は全くありませぬ。とにかくガンガン登っていきます。

 

と、階段を登り切ったあたりでいきなり整備された形跡が途絶えます。

古城本来の階段が現われる

Nikon D5500 + AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

うぉっ!と声をあげてしまいそうになる…というか、出ちゃった瞬間なのであります。そう、ここが平成と江戸期の境目。ここから先はあまり手が入って無くて昔のまんま、といったつくりなのでありました。

徐に古い石垣が目に飛び込んでくる

Nikon D5500 + AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

なんか凄くいい感じです。古いまんま、とは言え、階段などの人の通るところはちゃんと草刈りされていて、小雨でお湿りな刈ったばかりの若草の香りが強く香っていてこれまたすんごいところに来ちゃったもんだ、と思わずにいられません。

松ノ丸入口

Nikon D5500 + AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

古い石段を上がってくると先ず『松ノ丸』へ入ることになります。あまり広くはないのでちょっとした庭的な感じだったのでしょうか。一応、この城跡は公園化されているので平らな部分は芝状態で整備はされています。とは言っても何も無いんですが。

鐘ノ丸の石垣に蟹が…

Nikon D5500 + AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

ということで次の『鐘ノ丸』へ進もうとしたその瞬間、石垣になにやら赤モノが動いた様な…。近寄って見るとかなり大きなカニが石垣の隙間に逃げ込んで行きました。大きさにして成人男性の手のひらより少し大きいぐらいのカニです。こ、こんな山の上に…。取り敢えず写るか分からないけど撮っておいて帰ってからLrで暗部持ち上げ。あ、写ってるね。

かなり広い鐘ノ丸

Nikon D5500 + AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

『鐘ノ丸』に入るとこちらは結構広い感じです。とは言っても何も無いのは変わらず。芝も下草もちゃんと刈ってあって天気が良ければかなり爽やかな感じになりそうです。ということで更に奥へ進んでみます。

庭園部

Nikon D5500 + AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

なにやら庭園っぽい造りもあったりします。昔からこうだったのか、近代になってから造っちゃったのか定かではありませんが、一応公園なので…。池には大きな鯉が数匹、泳いでおりましたとな。で、これで終わりかと思いきやなんか奥にまだあるー。

本丸を臨む

Nikon D5500 + AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

どうやらまだ上があるようです。ということでこの先が本丸。で、公園だけにこのカットのすぐ右横にトイレが建ってたりするのでありました。まぁ造り的に昔風な建物になってるからまだマシなんですけど、この城跡で唯一建っているものが実はトイレ。まぁ公園ですし。

本丸にあがり、振り向いたカット

Nikon D5500 + AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

もしかしてこれが実は天守台?みたいな石組みと水場。石組みの方は6畳1間ぐらいの大きさしかありませぬ。もちろん水場は近年のものなんでしょうけど。公園だし。というか、ここ天守あったのか?

本丸の奥から出丸ごしに熊野川を望む

Nikon D5500 + AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

面白いことに本丸の一番奥に出丸があって何故か本丸からアプローチ出来ないというアレレ?な展開。たぶん鐘ノ丸側から行くんだろうけど、上から見ちゃったらもうわざわざ行く必要もないか…。それにしても良い眺めです。

本丸から水ノ丸を見下ろす

Nikon D5500 + AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

ということで本丸から熊野川を見下ろすとこんな感じで水ノ丸を上から見ることができます。流石は秘境、交通の便は船ということにならざるを得ない様です。熊野川の河辺に水ノ丸。なるほどねぇな造りなのでありました。

まぁこんな感じで丹鶴城(新宮城)攻略は終了。で、本丸へ登った別の場所に近代作の階段が…ということで降りると公園の駐車場へ降りることができます。そして道路へ出て…朝から気になっていたものを確認しに行きます。

丹鶴城(新宮城)の真下を通るJR

Nikon D5500 + AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

あ、やっぱり。実はJRの線路が熊野側から新宮へ向かうと熊野川にかかる鉄橋を渡りすぐトンネルへ入っていくのをバスの中から見たのであります。何となく予想はしていたんですけど…例のトンネル、お城(跡)の真下をブチ抜いてたんですね。これまで色々な城を見て来て感づいてはいたんですが。

明治、大正、昭和初期の人達って意外や城に対する愛着が薄かったのか、旧軍の弾薬庫に改造されちゃってたり、天守は薪になっちゃってたりと散々な扱いを受けてきてるところも多いんですけど、ここはトンネルブチ抜きなのでありました。ぐはっ。あれ?架線が無いぞ?

新宮駅

Nikon D5500 + AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

ということで確認。うん、ちゃんと電化してる…よね。朝、『本宮』に行く前に駅の横の踏切を電車が走って行く(このカットを左の方へ行くと一つ前のカットのトンネルに至る)のを見かけたんだけど、どうやら駅を出てちょっと行くと架線はそこまで(多分、踏切のチョイ先まで)で、三重側は完全に非電化区間になっちゃう様なのであります。なーんかあからさまな扱いの差だよなーって思うのでありました。まぁJR関西さんにしてみれば、大阪から来てここまでが一応、って感じなんだろうけど。いや、そうは言っても三重側もJR西でしょうが…と思うんですけどねぇ。

ということで今回の熊野・新宮は終了。

 

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このページは、たくが2016年7月11日 21:41に書いた覚え書きです。

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