閑話休題
Horse の覚え書き
閑話休題
この週末は今年に入って最初のゆっくりした休みになった。とか言いながらも、押してる仕事を抱えて時間を取られるというあまり嬉しくない事情も同時進行だったりするのだが。昨年のクリスマス以来ご無沙汰してしまっている牧場に行ってのんびりして少しだけ仕事も片付けてというまぁまぁの時間を過ごす。土曜は天気が良かったものの、我が子はお客さんを乗せてるので乗らず終い。日曜はなんと早朝から大粒の雪で昼には大雨。結局乗らずに薪ストーブをガンガン焚きながらくだらないおしゃべりをして時間を無駄に使いまくる。夕方には暇を告げて帰ってきたりとか。そのまま夜は今朝までの宿題をやっつけて何とか滑り込みセーフ。そんな特別でも何でもない週の始りとか。
先週末から日曜にかけて、青森の某所で開催された流鏑馬の競技に出てきた。土曜は一走のみの予選。日曜に決勝ということで二走するというもの。ルールは簡単で、60mおきに的が3つ、これを規定タイム以内で走りながら的を射ていき、的中数が多いシトが上位に来るというもの。的中数が同じなら1的から3的間の走行タイムが速いシトが上位。大会自体は数年前から始まったものらしいのだが、参加するのは初めてということもあり、多少緊張したりもしたのだが、結局何処でもやらなければならないことは同じだったりする訳で、初夏の函館の時と同じ様にすれば良いと気付くまでにそう時間はかからなかったように思う。ただ、以降考えなければと思ったのは地理的に遠いこと。今回はクルマで行ってので移動にかなりの時間を要したし、それに伴い体力の消耗もかなり激しかったということ。競技自体以前の体制を考えなければ…ということか。
土曜の予選。これはまずまずだった。結果として予選はぶっちぎりの全的最速タイムで1位通過。古来より変わらずにきたであろうスタイルと考え方、これまで積み上げてきたものをここで一気に目に見える形として体現できたと自負している。問題は日曜の決勝。師匠でもある親方の話を伝え聞くに、かなりのプレッシャーを受けていることに気付く。結果として二走で2的外し、「勝ち」からは外れた格好になってしまった。当然、途中のスタイルにしても、外した瞬間の心の動揺、意図せぬ状況が出た場合の挙動不安定など、まだまだ課題が多いことを実感する結果となってしまった。それでも参加選手49名という中で、ヒト桁順位の中に収まっていることはまずまずと満足するべきなのかもしれない。次回があるとすれば、メンタルを鍛え直して再挑戦することとしよう。
最後になってしまったが、今回借馬として馬をお貸ししてくださった剣山のK氏にお礼を述べたい。まだまだ調教途中ではあっただろうし、可能性の未知数な馬ではあったがわたしが扱える範囲であり、また素直、覚えが早い馬であった。遠路初めて乗る馬で競技に出るには、このような素質だけでも競技に向いた馬が不可欠と思う。そういった条件を満たしている馬を快くお貸しいただけたことは感謝である。予選トップ馬というだけでなく、決勝においてもチャンピオンホースの称号を持たせてあげたかったが如何せん、乗り手が至らなかった。次回に機会があればその時こそ、夢を果たしたいと思うのでありました。
昨日は赤城まで行ってきておりました。そう、タイトルに示す通り、赤城神社で流鏑馬の奉納をしてきたということです。時系列的に書いていくと、金曜日の夜は、会社の新人歓迎会兼納涼会を22時まで開催。それも幹事なんぞを押しつけられたものだから逃げるに逃げられずで。帰宅したのが23時。それから支度を整えて寝たのが当日の01時。2時間ほど寝たものの、そのまま3時に起きて4時には出発。途中、何故か朝の5時半から関越で事故渋滞に填る。6Km進むのに何故1時間半もかかるですかね?大沼に着いたのが8時半。赤城神社で準備やら本番やらで昼過ぎには終了。その後少し場所を移して直来に参加。17時ころまで手作りアイスを食べてみたり、御神水コーヒーなるものを飲んでみたりとか。ちなみに帰りは渋滞もなくすんなり帰着。21時半でございました。お陰様で本日日曜が寝て曜日に名前を変えてしまっております。
直ぐ、来年がある…という人がいる。個人的には「鬼が笑う」としか聞こえない。其処に何の確約があるのだろうか。そもそも、今回の手伝いに若手が大勢参加したことは無視なのだろうか。彼ら、彼女らは将来の有望な乗り手だ。彼らの将来をここで塞ぐことに何の意味があるというのか。決して彼らの前途を塞いではならない。過去先人により、数年にわたる若手塞ぎで空中分解した苦い経験が何も活かされないではないか。
先人の苦労と努力の結晶をさらに磨き鍛えることで尚本質に近づけ、将来担うであろう若者に伝承していく…。これこそが流れの本流であり、輪を大きくしていくことの流れであったと思っている。しかし、結果として若手には再びゼロからのスタートを切らざるを得ない形となってしまったことは理解されないかもしれない。まぁ良い。永い歴史から見れば、この数年なんぞちっぽけなものでしかあるまい。意志のあるものが残ることが最大の資産と理解することとしよう。
数年遡るMr.、そしてつい最近のH氏と、見限りを付けるものの気持ちが良く分かる。何れも貴重且つ有望、そして重要な位置にあったはずなのにである。何れも、今回も、個の勝手解釈が招いた自滅へのプロムナード。間もなく二桁年数に達しようとする時期において尚出口は見えざる彼方。決して苦労の報われない出口の無いスパイラル。せめて将来の若者に幸多きことを祈る他なし。
先のポストでは詳しくは書かなかったが、嘗て二輪ロードレースに出、国際Aまで行った人間に対して「地面に転がること」が恐怖だと思われていること自体に腹が立っている。たかだか馬の出す速度なんざ数10Km/h程度、コースで200Km/hオーバーでひっくり返っている身からすれば、歩いていて転んだに等しい。どのような上手であれ、二輪でも馬でも、墜ちる時は墜ちる。絶対…という言葉はあり得ない。もともと、墜ちる可能性はあるという前提で動いているのだから、墜ちることによるショックなどこれっぽっちも無い。その後再び走り始めるか、リタイアするかは本人がジャッジすれば良く、また、本人にしか分からない部分も多い。
ただ問題はその後だった。横からいつの間にかシャシャリ出てきているものが、勝手に全てを決めて手配してしまっている。墜ちることはどのような上手においてもあることだし、怪我も覚悟の上、全てが個人の意志と自己責任の上に成り立っているハズだった。ここに新しく異質な意志が介入したことにより、これより何とかバランスを取りながら回ってきていた流れに矛盾が発生した。ことの判断を下したのが誰だか書くつもりはないが、決定的な間違いは大きく次の4つある。
ありゃ、制作発表まだだったんですか。知りませんでした。某所には早々に書いちゃってあるんだけど拙かったのかなぁ。
SMAP草なぎ剛(30)が、4時間で2000年間の日本の歴史を学ぶ。邪馬台国から、太平洋戦争終結までさまざまな手法で紹介するフジテレビの超大型番組「日本の歴史(仮)」(今秋放送)の制作が21日、決定した。視聴者と同じ立場で歴史を学ぶ“旅人”を草なぎが務める。同局によると、2000年の歴史を一挙4時間で見せる番組は、テレビ史上初の試みという。
この中で、「関ヶ原の合戦」というのもショートドラマ(CG)で用意されるとか。実はこれ、合戦シーンに登場する軍馬のCGベースとして牧場から「小鹿毛」という名前の馬で、既に昨年末にスタジオ撮影は終わってるんですね。この時から司会者は草薙君ということは決まっていたようですし。
この内容は立派の一言。良く研究されてるし、挿し絵も結構手が込んでて判りやすい。「図説日本合戦武具事典」という本の名前からすると少し安っぽいイメージが先行しちゃいそうなんだけど、かなり相当の専門的な内容だったりして勉強になります。ということで今欲しい書籍の一冊ということでメモ。
今週末は小淵沢でエンデュランスでございます。でもって何故か明日が入厩日。昼には入ってないと馬体検査やら色々とあるので今夜から準備でございます。よって何時ものごとく週末の更新はお休みになりますです。
5日に引き続き、引き馬での並歩と早歩の調教を昨日、今日とみっちり行う。結果として、ほぼ満足のいく状態にまでなったのではないかと思うのだが。ただ、引き替えに昨日の調教時に、自分の右足首の外側の靱帯を伸ばしてしまったようだ。まずいなぁ…。エンデュランス本番は2週間後なのだが。筋は動かさない…というのが基本なのだが、そうもいかず。なんか長引きそうな予感。
根っこから始まり幹へと続き、やっと止まり木に来ました。明日1日仕事場に出てそのまままた幹に戻るらしい。ここに来て例年の旭川ではなく、函館の話が浮上。毎年7月な旭川に関しては、今年は見送りの意志を表明してみたところ、6月に函館とはこれ如何に。パッツンパッツンじゃのぅ。
何年か前に購入していたゼッケンを探す。2週間後のエンデュランス用に使いたいのだよ。家の何処かにあるはず…で、ありました。まだ袋から出してもいなかったとは。真っ赤なキルトゼッケンでございます。
今日は仕立ての日。何処で仕立てるか迷ったあげく、午前中に片っ端から電話を掛けまくってみた。やはりこの連休は何処もお休み状態。ただ、都内の大槻装束店だけは、都内で祭りが多いため社長が一人留守番として出てきていた。「平日では難しいんだ」と言ったところ、「まぁ良いですよ」とのお言葉を頂き、そそくさと出かけてきましたですの。直垂とどちらにするか迷ったものの、使い方の幅の広さで垂干に決定。流石に今月末の京都には間に合いそうもないとな。6月初頭ごろかとね。ちなみに写真はその生地。赤地に金が袴。上手く色が出なかったのだが、薄い紫地に金糸が垂干。今年後半はこれでいくことになりそうだ。
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